『ブラックパンサー:WF』脚本家、チャドウィック・ボーズマンのCGでの再登場に言及 ー 「それはなかった」
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MCUシリーズのフェイズ4の最後の映画として制作『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』。
今作は主演を予定していたチャドウィック・ボーズマン氏が2020年に闘病の末に急死してしまったことから非常に大きく物語が変更されている。
一時は脚本の変更をほとんど加えずに、チャドウィック・ボーズマン氏をCGによって再現してブラックパンサーを映画に登場させるのではないかともウワサされていたが、この選択肢について脚本家の一人であるジョー・ロバート・コール氏は海外メディアのインタビューに対して、その可能性はなかったとコメントしている。
チャドウィック・ボーズマン氏が逝去する前の脚本については、サノスによって消滅していた5年の間で失ったものなどに焦点を当てて、それをティ・チャラの視点で描かれていたとされており、そこに海底帝国タロカンのネイモアとの戦いが描かれていたとのことだ。
しかしチャドウィック・ボーズマン氏が急死して。失ったものをティ・チャラ本人にして、残された者たちの物語にシフトチェンジしていた。
映画業界のなかでも稀に見る悲劇ではあったのだが、そこをうまくまとめあげたことで映画自体のクオリティも非常に高く、そしてチャドウィック氏の追悼映画としてもエモーショナルな作品になっていた。
たとえCGで再現していっとしても、シリーズにおいて主要なキャラクターのティ・チャラだっただけに、今後の映画にも多大なる影響が出ていたことは間違いないだろう。その選択肢をとることなく、今回のような映画に仕上げたのはまさに英断だったと言えるだろう。
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日より劇場公開中だ。
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