S.H.フィギュアーツ

バンダイ・スピリッツが展開しているのフィギュアブランド『S.H.フィギュアーツ』に関するページです。

仮面ライダーやウルトラマンなどの特撮ヒーローをはじめ、最近ではマーベルやDCコミックスなどのアメコミヒーロー、アニメのキャラクターなど幅広いジャンルをカバー。「シネトイ魂」という洋画のキャラクターに特化したサイトもオープンしている。

S.H.フィギュアーツの歴史を振り返ると、発売は2008年。
前身は2000年から仮面ライダーを主に展開していた「装着変身」。装着変身の特徴である可動素体フィギュアにダイキャスト製の装甲を装着させ、劇中の変身を再現するというものをS.H.フィギュアーツでは廃止し、より可動や造形に重点を置いたシリーズとして始まった。

初期のラインナップでは足にダイキャストを使用していだが、現在は一部のラインナップのみ使用にとどまっている。

体長14cm前後で可動域は非常に広く柔軟。手首は交換することによってキャラクターやポージングに合わせた表情をつけることが可能。頭部に動きのあるものは頭部全体を交換する方式が多く見られます。
武器などの付属品も必要最低限そのキャラクターに無くてはならないものが付属。非常に小さいながらも精巧に造形されている。

実写キャラクターは3D技術とデジタル彩色により、特にフェイスをよりリアルに立体化。15cmほどのサイズながらも存在感を放つクオリティを再現している。

また仮面ライダーなどのヒーローにも気合を感じる。近年にはS.H.フィギュアーツの上位ブランド「真骨彫製法」も展開中。

通常のフィギュアーツとは異なり、人間の骨格から筋肉などを起こして造形しているため、より劇中スーツに近いスタイルを実現している。

作品ラインナップは仮面ライダーが最多。そのほか特撮のスーパー戦隊やメタルヒーロー、近年はウルトラマンに注力している。

アニメはプリキュアシリーズや、ラブライブ!、セーラームーンなどの女性キャラが多く目立ちが、『鬼滅の刃』などの人気作品もとらえている。

そのほかマーベルやDCコミックス、スター・ウォーズなどの実写映画、実在するアーティスト(マイケル・ジャクソン、ブルース・リー、フレディ・マーキュリーなど)の可動フィギュア化もラインナップも人気を博している。

気になるところは入手が困難になること。
ほとんどのアイテムが再販されることはなく、物によってはプレミア価格が付いており、新規で集めるのが困難な点が挙げられる。人気キャラクターのS.H.フィギュアーツの場合は一般販売でも転売屋などが絡むことで即売し、店頭で購入することができないケースが問題視されている。またバンダイの直営通販サイト「プレミアムバンダイ」での限定品が多いことも集めづらさの一因ともいわれている。