『ワンダヴィジョン』脚本家、あのキャラが置き換わった理由を明かす ー ワンダの悲しみをよりリアルにするため?

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※この記事には『ワンダヴィジョン』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

Disney+ (ディズニープラス)のマーべルオリジナルドラマとして配信されて、今なおその余韻が残る『ワンダヴィジョン』
今作ではファンを狂喜乱舞させるような展開が中盤で用意されており、非常に多くの考察がなされた。

しかしそれらの考察がうまく言ことは無く、予想に反する内容に一部のファンからは反対意見も飛び出していた。

今回『ワンダヴィジョン』の脚本家がなぜそのキャラクターをフェイクにしたのかを明らかにした。

※この記事には『ワンダヴィジョン』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

心理カウンセラーの意見のもと

『ワンダヴィジョン』のストーリーを執筆した脚本家のジャック・シェイファー氏は、今作の第5話に登場したエヴァン・ピーターズ演じるクイックシルバーがなぜ、『X-MEN』のクイックシルバーではなく、ただの住民の1人にである”ニセトロ”にしたのかについてコメントをした。

WandaVision Writer Jac Schaeffer Says There’s a Sad Reason Why Evan Peters Replaced Quicksilver

『私たちは悲しみの感情に関する心理カウンセラーに来てもらい、悲しみとについて調査をしました。愛する人の顔を覚えてはいない、または積極的に忘れようとすることは、自己保存の戦術として私たちの物語にとって魅力的なものになりました。私たちは、エヴァン・ピーターズをその役割にキャストすることで、ワンダに心理的な影響を与えるだけでなく、オーディエンスにもそれを感じてもらうことにした。』

つまりは愛する人を無くした人々が、顔をしっかりと覚えていないという心理的な現象を利用したものであることを明らかにしたのだ。本来はアーロン・テイラー=ジョンソンが演じていたのだが、ワンダは大きな悲しみによって彼の顔をはっきりと思い出すことができずに、エヴァン・ピーターズに取って変えられてもすんなりと受け入れてしまったのだろう。

そしてそれを見ている我々もワンダの感情に引き込まれたということだ。

ファンとしては興奮が打ち勝ってしまったなかなかそこまで考察がいきわたらないが、ワンダの悲しみにも焦点を当てている本作の軸を考えれば納得もできる内容であるだろう。

そんなワンダは自身の悲しみを乗り越えてさらに強化され、スカーレット・ウィッチとなった。彼女は次に『ドクターストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』に登場予定だ。

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