S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス) レビュー

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ゆとぴ

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価格7,920円(税込)
発売月2022年4月29日
メーカーバンダイ・スピリッツ
作品『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』

S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)のパッケージ

ということでまずはパッケージ。映画ロゴが大きくデザインされたカッコいいパッケージですね。

ブリスター状態。手首パーツもエフェクトパーツも豊富。

S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)の本体

ということで早速取り出して、S.H.フィギュアーツのドクターストレンジ(ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス)のレビューです。まずは全身から。

ぐるっと一周。今回は素体が完全新規造形で、以前の3つのストレンジのフィギュアーツからは大幅にスタイルが良くなり、身長も伸びています。この点は素晴らしいものの、顔のクオリティとマントのゴワゴワ感はちょっと気になる。

バストアップ。演じているのはベネディクト・カンバーバッチ。
今回もデジタルプリントにより塗装されていますが、残念ながらサンプル写真とはだいぶ異なりますね。特に目などは生気がないです。全体的に塗装が薄い気がするので、これは個人的にあまり受け入れられないですね。

服は今回から新しいデザインになっており、胸には特徴的な柄のものが再現されています。赤いラインの塗装も細かいです。

首元には相変わらずアガモットの目をぶら下げています。今回は開閉状態を再現する交換パーツなどは無し。

腕周りは特に違和感なし。

肩まわりの処理は自然ですね。

腕の造形や塗装も良好。

ベルトパーツは軟質素材に。

ローブの裾部分も軟質で、左右にもスリットが開いているので開脚などにもほとんど問題なく行うこともできる。

ブーツも光沢感のある塗装に。

後ろから見ても違和感はなし。

そして背中に付けている浮遊マント。今回はすべて布製によって再現しています。

細かい模様などは再現されておりますね。

太陽みたいなデザインもあり。ちょっとチプさがある。

金具のようなものも再現されています。僕の個体は指がすこし引っかかっただけで取れてしまい、あとから接着し直しているので、扱いは注意が必要。

裏地の柄も再現。ワイヤーは左右と下部に仕込まれています。

ちなみにマントを取ると背中に接続の穴があります。ここにマント側の突起パーツを差し込んで下にスライドすることでマントを固定します。ですがそれでもぽろりします。

ちなみにマントをつけた状態でも、金具部分がボディにつくわけではなく、ワイヤーの反発でだんだんと開いて言ってしまいます。なので着ているというよりは、単純に背中にくっついているだけなんですよね。

S.H.フィギュアーツのドクターストレンジ BATTLE ON TITAN EDITIONと比較。比べるとわかりますが措置アハガラッと変わっていますね。身長も違うので、これで他のマーベル系フィギュアーツと並べても大きな違和感はなさそうです。

顔の再現度については、輪郭などは今回のマルチバース・オブ・マッドネス版の方が好みですが、リアルさのある表情で行ったらBATTLE ON TITAN版ですね。んー、ちょっと残念。

次はマーベルレジェンドのドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)と比較。身長はマーベルレジェンドの方が若干大きめ。マントに関してはどっちもどっちですね。
顔については好みによって印象変わりそうですが、個人的にはマーベルレジェンドの方が好きです。

S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)の付属品一覧

お次は手首パーツを見ていきましょう。魔法と使うような手首パーツや開き手首が3タイプ付属しています。

こちらはスリングリングをつけたものと、魔法陣エフェクトをつけることができる拳と開き手首が付属。スリングリングの手首については左手のみ。

こちら浮遊マントを台座を使って浮かせるためのパーツ。

こんな感じでつけます。

そして台座の支柱に取り付ければ、浮遊マントの浮遊状態の再現ができます。

こちらはマントを外したあとの背中の穴を隠すためのカバーパーツ。

こんな感じでぴったしハマります。取り外しも簡単でした。

ついに硬質パーツとなった魔法陣エフェクトパーツ。造形やカラーリングについては非常に劇中に近い印象ですね。こちらは2個付属。

そしてこちらも新規造形である蛇のエフェクトパーツです。専用も付属。

なかなかインパクトんおある見た目。

根本部分は腕の手首パーツのためのボールジョイントを接続することが可能。

先端の蛇も怖いぞ。

近くで見るとより蛇。体表の鱗も再現しています。

口の中はこんな感じ。蛇が苦手なひとはしんどそう。

S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)の可動範囲

首の回転は広く、肩の可動範囲も広くなっています。

  • 首前後も問題なし。

腰前後も広く動きますね。

腰回転も問題なし。

左右の開脚もしっかりと開きますね。ローブの裾がほとんど干渉しないので素晴らしい。

S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)のアクション!

Youtubeでもレビューしていますので、ぜひご覧ください!

ということで、S.H.フィギュアーツのドクターストレンジ(マルチバース・オブ・マッドネス)のアクションをしていきましょう。

いままで3度にわたってフィギュアーツ化されてきたドクターストレンジですが、満を持してフルリニューアルですね。

と期待はしたものの、このフェイスのクオリティとマントのガバガバ感なので、期待値上げてきたわりに下回るものが来た印象です。

素体については確実に以前のストレンジよりも良くはなっているので、その点は評価高い。

可動域についても広いので、マーベルレジェンドみたいに脚があまり開かない等ということないです。

スリングリングの手首も付属したので、ポータルを開くストレンジ。

やっぱりストレンジにおいてこのポータル再現は欠かせない。

ちなみにこのポータルはマーベルレジェンドのディフェンダー・ストレンジに付属したもの。

浮遊マント投げ。ここ最近良く見る。

マントを外せるようになったのは嬉しいですね。

マント自体浮かすことができるのも嬉しい。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』での逃げるスパイダーマンを捕まえるシーンなんかも。

魔法陣エフェクトを使う。

ようやくシートから硬質のエフェクトパーツになったのは嬉しいところ。こっちのほうが明らかに良いですね。

また握り手首につけることができるのも嬉しい。

ストレンジといえば魔法陣よ。

ちなみにバトル・オン・タイタン版に付属した腕につけるタイプの魔法陣もつかうことは可能。

蛇のエフェクトも使用。

これはまた派手ですねぇ。

ちなみに手首のジョイントに直接つけるタイプとなっています。

ポータルの奥から蛇を出すストレンジ。

マーベルレジェンドのウォン、アメリカ・チャベス、スカーレット・ウィッチを使って映画のメインキャラたち。スカーレット・ウィッチは『ワンダヴィジョン』版ですが、アーツからは映画版で出たりしないかな?

以上、S.H.フィギュアーツのドクターストレンジ(『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』)のレビューでした。

サンプルからはお世辞にも同じとはいえないほどフェイスの塗装が残念になっているのはひどかったですね。完全に魂が抜けた塗装は今後改良しないとフィギュアーツのデジプリ系フィギュアの将来にかかわると思うので、ぜひとも改善してほしいところ。
またマントについても厚みがどうしても出てしまうのはわかりつつ、肩にしっかりと金具部分がくっつかないのが非常に不格好。ここは形を固定しても良かったんじゃないかと思いますね。改良の余地はまだまだあります。
素体自体は改善されており、身長や全体的な等身もリアルになりかっこよくなっていました。それでいて可動域も広いので、かっこいいアクションポーズは前のストレンジ以上に決めることができます。身長も他のマーベル系アーツと並べても小さいということはないので、今後発売されていくマーベル系ヒーローもなるべく自然な身長で再現していってほしいですね。

悪い点もありつつ、良い点もある、フィギュアーツのストレンジでした。

ゆとぴ

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