S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITAN EDITION レビュー
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「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。
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『1400万605だ・・・!』
価格 | 8,800円(税込) |
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発売月 | 2021年1月30日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
販売方法 | 一般販売 |
作品 | 『アベンジャーズ/インフィニティウォー』 |
S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITANのパッケージ
まずはパッケージから。今回は久々の『アベンジャーズ/インフィニティウォー』版ということで、パッケージにもロゴがあり、全体的なカラーリングもタイタン星をイメージしたようなブラウンになっている。
ブリスター状態。今回はかなり付属品が多めなドクターストレンジになっている。
S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITANの本体
早速取り出して、S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITANのレビューをしていこう。まずは全身から。
ぱっと見は以前発売された単独映画版とインフィニティウォー版の2つ同じ素体を使用しているようで、大まかな見た目に関しては同じ。マントが布になったことで少しボリュームが増している感じもある。
バストアップ。今回のヘッドは新規造形のようで、以前のものよりもかなりそっくり。演じているベネディクト・カンバーバッチの特徴的な輪郭や目の雰囲気を見事に再現してくれている。
眉や目、口、ヒゲなどはデジタルプリントでズレは感じないが、若干寄り目気味な感じもする。
髪型に関しては前髪がすこしチョロっとしているところもいい感じ。耳元には白髪も。髪はもう少しグラデーション吹くなどして、のっぺり感を無くしてくれたらなおよかったかも。
胸元にはアガモットの眼も。この辺は特に変わっていないが、今回は閉じた状態のみとなっている。
腰にはベルトパーツも。この辺りはほとんど以前のものと同じだ。
腕に関しても同じもの。
この辺の塗分けはだいぶ細かい。
スカート部分は軟質素材で、微妙にグラデーションが吹かれている。
脚に関しても大きな変化は見られない。
ブーツの造形もだいぶ細かい。
そして注目のマントは今回初めて布製が採用された。浮遊マントの特徴的な模様も再現している。
ちなみに襟と肩の部分は従来通り軟質素材の再現となっている。
布のマント自体は根元に軸があり、そこに取り付けてある。その弊害なのか肩のマントと布のマントの隙間が大きく空いている。一枚布のはずのマントなのにここまでの隙間が空いてるのは気になってしょうがない。
ズレの修正ができるかとおもって戻そうとしたが、結構がっちりしていて難しそうだった。場所調製はあまり簡単ではなさそう。
柄に関してはだいぶ細かい。
裏地についてもしっかりと再現。ちなみに裏と表では別の質感の布も使用されている。
以前発売されたインフィニティウォー版のドクターストレンジと比較。素体は共通だが、服のブルーの発色も大きく異なっていることがわかる。
フェイスに関しては全くの別人。以前のものが三白眼のような、ちょっと怖い目だったので、改善されて一番嬉しいポイントだね。
S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITANの付属品一覧
次はS.H.フィギュアーツのドクターストレンジ BATTLE ON TITANの付属品を見ていこう。まずは手首パーツ。こちらは力を抜いた状態の手首パーツ。左右分付属。
こちらは開き手パーツ。左右分付属している。
こちらは大きく開いた手首パーツで、両手分付属している。
こちらは魔法陣を出した状態での特徴的な指の形をした手首パーツ。
このようにわっかを作っている。
こちらも魔術を使っている状態の手首パーツで、左右付属。こちらは主にアガモットの眼で未来を見ているときに使うようだ。
PETシートの魔法陣を取り付けるための手首パーツ。左右付属。
付属の剣を持たせるための手首パーツ。左右分ついている。
こちらは手首あたりに付けることができる、輪っかの形状の魔法陣パーツ。細かい模様が入っているのも特徴。2個ついてくる。
こちらも腕に付けることができる魔法陣パーツ。2個付属。
こちらはグリーンの輪っか型魔法陣パーツ。2個付属している。オレンジのものとは柄も異なっている。
こちらも腕に付けるタイプの魔法陣パーツ。2個付属している。
そしておなじみのPET素材の魔法陣。中央に穴があり、専用の手首に取り付けることが可能。2枚付属。
以前のものと比較してみようのコーナー。右が単独映画版、左が今回のBATTLE ON TITAN版。柄は同じのようで、色の濃さが微妙に異なる。
インフィニティウォー版の魔法陣とも比較。柄や大きさは全然異なっている。ちなみに劇中再現度で言ったらインフィニティウォー版の方が近いのに、なぜ戻したのかは謎。
こちらはタイムストーンの魔法陣。1枚付属。
右が単独映画版、左がBATTLE ON TITAN版。柄は同じで色の濃さが異なってい。
そしてインフィニティウォー版のものと比較。大きさと柄が異なっている。これに関してもどちらかというとインフィニティウォー版の方が近い。
オレンジスライスみたいな柄がついた剣。全部がクリアパーツできれいだが破損には注意。
手のひらから出したバインド。軟質パーツではないが、柔らかめな形状が素晴らしい。
こちらはアガモットの眼から発せられるエネルギーのエフェクトパーツ。
取付方法はアガモットの眼自体を取り外して、代わりにエフェクトパーツをつける形式になっている。
ちなみにフル装備するとこんな感じ。結構雰囲気は出てる。
そして未来予知をしている状態のヘッドパーツ。なかなかシュールな顔をしているが、それなりに雰囲気は出ている。
最後はポータルのPETシート。
S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITANの可動範囲
次は可動範囲を見ていこう。首は襟の干渉があるが、軟質のためそれなりに回転させることができる。肩の可動も広めだ。
首の前後は前方向が少し狭い印象。
腰の前後可動は結構広く動かせる。
腰回転も広めだ。
接地性は微妙だが、開脚は広め。
S.H.フィギュアーツ ドクターストレンジ BATTLE ON TITANのアクション!
Youtubeでもレビューしていますので、ぜひご覧ください!
ということで、S.H.フィギュアーツのドクターストレンジ BATTLE ON TITANのアクションをしていこう。
正面から見ればマントの隙間は見えないからいいのかな。
マントを広げた時に自然に見えるのはやっぱり嬉しいよなー。
ドクターストレンジ自体のヘッドパーツも本当にクオリティが高い。
マーベルのヒーローの中では推しキャラでもあるので、再現度高いフィギュアが出てくれるのは嬉しいところだ。
魔法陣を展開。すこしPETシートの穴が小さめなので、手のひらの軸に入れるのに若干苦労した。
構えスタイル。『アベンジャーズ/インフィニティウォー』では序盤で地球に侵略しにきたブラックオーダーと対峙するときにやっていた気がする。手の動きとかマネしたくなるよね。
魔法陣展開しながら浮かせると魔術師感MAX。
腕に付けるタイプの魔法陣がつくのはホットトイズ以外だと初めてかな?
マントのワイヤーも結構太めである程度の保持力はあった。
そしてタイタン星での未来予知。
未来予知というよりは、起こる可能性をすべて体験しているんだよね。精神持たなそう。
1400万605通りの未来のなかで、アベンジャーズがサノスにかつのはたった一つ。この時点でストレンジはトニーの最期も知っていたのよね。
ちなみに瞑想状態でなくても、戦闘状態のような感じでエフェクトパーツをつかってもだいぶカッコいいことが判明した。時間を操る魔術師なんて最強に決まってる。続編ではどうなるかわからんけど。
腕からバインドを展開。
赤系統なので結構禍々しい感じがする。
これは嬉しい付属品よね。
剣を装備させる。
魔術師が使用する剣ってなんかいいよね。
今回の剣はクリアパーツなので、手に持たせるときは柄が折れないように気を付けた方が良き。
本当にオレンジの断面にしか見えない・・・。
サノスと対決させてみる。さすがに腕に任せることはできないけど、雰囲気は出てる。
そのうちインフィニティウォーのサノスもBATTLE OF TITANとかでリニューアルされそうな気がする。
といことで、S.H.フィギュアーツのドクターストレンジ BATTLE ON TITAN EDITIONのレビューでした。
ボディに関しては単独映画版からは大きな変化はなく、可動に関する部分の仕様は変わりなかった印象だ。カラーリングは微妙に変更されているのは特徴だろう。
マントについては布製でワイヤーでの表情付けは嬉しいが、やっぱり肩の部分や襟まで含めてすべて布製にしてほしかったという気持ちが強い。背中から見た時の素材の異なるマント同士の隙間は見た目に的にもあまりよろしくはない。この点についてはMAFEXの方が上になりそうだ。
ヘッドについてはかなりの改善がみられ、今までのなかで最もベネディクト・カンバーバッチに近い造形だった。プリントずれもなかったので、全体的には良好なアイテムだった。
付属品についてはPETシートの魔法陣の柄が戻ったこと以外はとても満足度が高い。豊富な数も素晴らしかったし、映画でのストレンジのポージングもおおむね再現できた印象だ。タイムストーンを使った姿の再現度についてはアーツが一番良かったでしょう。
そろそろドクターストレンジのアーツは今回が一旦終わりな気がするが、続編映画が公開されたらまた新しいのは発売してくれるのだろうか?期待したいところだ。
ゆとぴ
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