S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MAN EDITION レビュー
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「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。
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『私は・・・アイアンマンだ・・・!』
価格 | 8,800円(税込) |
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発売月 | 2020年11月24日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
販売方法 | 店舗限定(魂ウェブ商店) |
作品 | 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 |
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MANのパッケージ
まずはパッケージ。今回は今までの『エンドゲーム』やファイナルバトルエディションとは少し異なる、レッドとゴールドが印象的なアイアンマンカラーとなっている。
アベンジャーズの「A」の文字もアイアンマン風になっていることもさることながら、「THE INFINITY SAGA」のロゴも新しく使用されているのも目に入る。『アイアンマン』~『アベンジャーズ/エンドゲーム』の22作品を総称したものであるが、フィギュアとしてロゴが使用されるのは初めてかな?「インフィニティサーガ」の最初と最後の作品にあった「私がアイアンマンだ(I am Iron man)」にちなんで入っているのかも?
パッケージの裏面はエモエモなシーン。
ブリスター状態。今回は岩場台座があって、全体的に重め。ちょっとした小石ぐらいの重みはある。
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MANの本体
早速取り出して、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRONMAN EDITIONのレビューをしていこう。まずは全身から。
ぐるっと一周。基本的には初版のマーク85のリデコアイテムとなっているため、大きく変わっているのは特になし。カラーリングは数か月前に発売したファイナルバトル版に近いようなゴールドとレッドの色になっており、汚しなども見れる。
ダメージ加工については主に胸より上に集中している。
バストアップ。デフォルトではトニー・スタークの素顔ヘッドが付けられている。基本的に造形はFB版とは変わっていないため、髪型も変わりはない。
色はだいぶことなり、皮膚の色が白すぎないリアルに近いカラーになり、デジプリによって目や口、ヒゲ、そして血が流れる傷を塗装している。目線は上目になっているのも特徴だろう。髪色も少し暗めにアレンジされている。
胸周り。ボディとしては一番変化の大きい箇所。アークリアクターはほぼ無色透明のクリアパーツになっているため、中のブルーのモールドが良く見える。
各所にはダメージが多くあり、なかなかリアルめな造形だろう。汚し塗装も比較的良好。こういったダメージ版はフィギュアーツでは珍しいので嬉しいところだ。
おなか周りにも汚し塗装があるが、特にダメージはなし。
背中周りは特に変化なし。
腕に関しても全体的な造形や長さ、太さには変化はないようだ。
両肩にはそれぞれ別のダメージが造形されている。
そして注目の右腕のガントレット(?)。
ブルーの血管のようなラインもあり、手の甲にはナノガントレットのようなものにインフィニティストーンが付けられている。なかなかこまかい塗分けだ。
ストーン自体はクリアパーツではなく、塗装によって再現してある。
右腕の裏側にもブルーの血管がある。
脚は特に大きな変化はないようだ。足はいつも通りダイキャスト性。
いままで発売してきたマーク85と比較。左端がS.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FB版、右端がノーマルのマーク85。見てわかる通り素体は全く共通なので、大きさや体の太さも同じだ。ダメージ加工や塗装に大きな違いがある。まさか3体もでるとはね・・・。もう出ないよね?
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MAN
次はS.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRONMANの付属品を見ていこう。こちらは手首パーツで、左腕の握り手首パーツだ。左腕のみ付属。
こちらは右腕のガントレットに稲妻のようなエフェクトパーツがついた手首パーツだ。インフィニティストーンがついた瞬間などを再現可能。
そしてこちらが指をスナップした手首パーツ。
しっかりと指がついており、いままさにスナップしようとしている形状となっている。これがあってこそのI AM IRONMAN EDITIONだろう。
こちらは今回唯一付属する武器であるクローブラスター。アイアンマン マーク50にもついたような武器に似ている。
内部はブルーカラーに塗られているのも特徴。
またクローブラスターは両腕分付属している。
こちらはマスクヘッド。目はクリアパーツが使用され、汚し塗装が施されている。首ごと交換するタイプになっている。
基本形状は今までのマーク85と共通で、FB版と比較すると色が微妙に異なり、汚しのパターンも違っているのがわかる。
次は今回初めてついてくる岩場の台座。なかなかの重みで、ごつごつした造形となっている。パーツは3分割されており、立っている岩のようには枝のようなものもある。
台座部分はごつごつしており、土汚れのようなものもある。
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MANの可動範囲
次は可動範囲を見ていこう。首の回転は広く動かすことができ、肩の可動範囲も広くなっている。
首の前後可動も特に問題なさそうだ。
腰の前後可動も広く動かすことができた。
腰の回転は広く動かすことができるようになっている。
脚の開脚は広くなっており左右前後ともに問題はないが、接地性は微妙だ。全体的な可動範囲も特段ほかのマーク85とあまり変わりない。
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MANのアクション!
Youtubeでも動画レビューしていますので、ぜひご覧ください!
ということで、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRON MAN EDITIONのアクションをしていこう。
ストーンを付けた状態のアクションは映画ではなかったため、完全妄想アクションとなるだろう。
『エンドゲーム』での戦闘ではなぜか後半あたりはマスクオフしていたけど、なぜだろう?
可動範囲自体は全体的に良好なのでアクションは楽しい。
やっぱりガントレットが目立つね。
トニーの負傷塗装はなかなかリアル。
カッコいい。ナチュラルに。
そしてマスクヘッドに交換してみる。
ガントレットを付けてなおかつマスクをしている姿は全く登場していない。
グッズ展開で使用されているイラストではガントレットを付けたアイアンマン マーク85もあった。
ちなみにFB版の腕を使えば通常のアイアンマン マーク85、それでいてダメージ版の姿を再現することが可能だ。これは嬉しい互換性。
がっつりとダメージが入っているのが嬉しいし、ビジュアル的に見ても楽しい。
I AM IRONMAN版は特にエフェクトパーツも付かないので、手首やエフェクトは他の商品から流用。
もちろんナノ・ライトニング・リフォーカサーも取り付けることができるようになっている。
次は付属のクローブラスターを付けてみる。
唯一の武器なので、アクションさせたい人には嬉しいだろう。
武器をつければガントレット姿ではなくなるのも良いところ。
エフェクトパーツ欲しくなる。
トニーの素顔でも。
そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあのシーン。
ストーンをトニーがつけたときは本気でビビった。
驚くサノスの顔が思い浮かぶ。サノスもファイナルバトル版が発売予定。
トニー『ならば、、、』
トニー『私は、、、』
トニー『アイアンマンだ・・・!』パチン!
ということでこのシーンが再現できるのが嬉しい。最初は正直表情が無表情すぎて残念に感じたが、実際に目の前で再現すると台座もあってか、より雰囲気でて最高に楽しい。これは買ってよかった。
サノスたちを消し去って力なく座り込むトニー。目が上向いているのがどことなく劇中のようにうつろな感じがしていいかも。
ペッパーに看取られながら逝くトニー。
以上、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 I AM IRONMAN EDITIONのレビューだった。
ボディに関しては今回で3体目なので、大きく変わった印象も新鮮さもなかったが、胸より腕にあるダメージ加工は非常によかった。いままでフィギュアーツではそういった商品が出るのも少なかったので、だいぶ楽しめた気がした。また以前のマーク85ともパーツの互換性があることで、ガントレットではない普通の腕にすることもできるのがよりよかった。
トニーのフェイスに関してはFB版をベースにしているため、少し物足りなさはあった。やはり表情は少しあった方が良いだろうと思う。血の表現とかはそれなりによかったように感じた。
ストーンやガントレットの造形に関しては個人的には満足できた。いままでサードパーティ製のものが多く出回っていたが、ようやく公式アイテムとして発売してくれたのも良かった。あとは光ってくれたりしたら最高だったかもしれない。
岩場の台座についても重量感もあり、雰囲気の演出してはよかったように感じた。あとはもう少しリアルめな岩の塗装だったらジオラマとしても良好なアイテムだっただろう。
今後はマーク85がアーツで発売されることはなさそうだが、『エンドゲーム』としての展開はどこまでやるのかは注目していきたいところだ。
ゆとぴ
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