S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITION レビュー
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「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
またアイアンマン マーク85が帰ってきた!
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITIONのレビューです!
価格 | 9,350円(税込) |
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発売日 | 2020年5月30日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
作品 | 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 |
目次
パッケージ
まずはパッケージから。キャプテンアメリカのFINAL BATTLE EDITIONと同じく、今回は紫を基調としたカラーのパッケージですね。英語の商品名は金文字となっていて非常に豪華。
ちなみにサイドの写真はパッケージイラストになっているようで、アイアンマンとキャプテンアメリカを並べるとこのような感じで繋がります。アイアン・スパイダーのピンサーも見えているので、いったんは3個で完成するみたいです。
今後このパッケージ続くとしたら何がでるかな?エンドゲーム版のキャプテンマーベルか、「I am Iron Man」のアイアンマンとかかな?
ブリスター状態。今回は2段重ねとなっており、付属品も多め。ホログラムシールドがかなり目立っていますね。
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITIONのレビュー!
早速取り出して、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITION(アベンジャーズ/エンドゲーム)のレビューです。まずはぐるっと一周してみましょう。
基本はリデコカラーの今回のFINAL BATTLE EDITION。全体的に汚し塗装が施されており、元々クオリティーの高かったフィギュアーツのアイアンマン マーク85をしっかり再現しています。
またただ汚しがされているだけではなく、ゴールドやレッドの部分もくすんだ色に変更されているのも全体的な雰囲気に影響していますね。
注目のバストアップ。今回のアイテムはデフォルトがトニー・スタークのヘッドとなっています。サンプル時とは明らかに別物になっていますね。こちらの方がロバート・ダウニーJr.を演じるトニー・スタークの特徴をとらえていますね。ちょっと髪色が明るすぎな気がすると、目がキラキラしすぎている気もしますが、今までのトニー・スタークヘッドの中では断トツのそっくり具合。
比較として今までS.H.フィギュアーツで付属してきたトニー・スタークヘッドと比較。左がS.H.フィギュアーツ トニー・スターク、右がS.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク4に付属したヘッド。改めて比較すると結構違いますね。髪型も全然違う。そのなかでも今回のFINAL BATTLE EDITION版が一番トニー・スタークに近いですね。
胸部周りを見ていきましょう。やはりレッドの色調が暗くなったことで全体的にリアルめなカラーになった印象があります。アークリアクターものブルーも薄くなり、内部のモールドも見ることができるようになっています。個人的にはこのぐらい透明度の高いアークリアクターの方が好みですねー。
お腹周り。黒い汚れの塗装も見受けられますね。
背中を見てみましょう。こちらにも汚し塗装が多く施されています。泥汚れのような塗装がまたリアル。背中には武装取り付け用の穴があるので、それをふさぐための金色のパーツがあります。
マッシブな腕。マーク85の中で一番好きな部分です。
腕周りのも金色と汚れの茶色の塗装が大雑把に入り混じったような塗装が施されています。
元々のマーク85が良くできていたので、この辺は問題ないですね。
金属なのに筋肉のような形状が凄く良い。
腕あたりもこのような感じ。ちなみに武装を付けるための取り外しギミックはFINAL BATTLE EDITIONでも健在。
脚にもしっかりウェザリングの汚れ塗装。太ももの造形もすごくリアルなんですよねー。
太ももの金色も腕の周りの金色と同じカラーを使用しています。
足回りも問題なし。ちなみに足のダイキャストもしっかりと引き継がれているので、自立性も抜群。
ノーマルのS.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85と比較。並べると汚れだけではなく、レッドとゴールドの色調が非常に異なるのが良くわかると思います。ノーマルのものは色がだいぶ明るかったのですねぇ。
腕の色やアークリアクターの色も全然違う。FINAL BATTLE EDITIONのアークリアクターの色の方が好み。
ピッカピカのマーク85がかなり汚されていますねぇー。素晴らしい。
付属品一覧
こちらは付属品の手首一覧。この辺りはノーマルのマーク85と同じ。手首のボールジョイントはかなり交換しやすいですね。
こちらは飛行用のエフェクトパーツ。足裏に取り付けるものですね。ノーマルのものがブルーだったのに対して、今回のはほかのフィギュアーツのアイアンマンと同じようにオレンジに変更されています。これはなにか理由があるのかな?
こちらは手に付ける用の飛行用エフェクトパーツ。形状は特に変わり映えは無し。
そしてリパルサー・レイのエフェクトパーツ。こちらも大きく変わっているところは無し。
こちらはマスクヘッド。首ごと交換するタイプですね。結構取り外しも簡単なので、安心して付け替えできる嬉しい設計。
マスクもボディと同じようにウェザリングが施され、金色のフェイスもくすんだ色に変更されています。錆びのようなウェザリングは好みがわかれそうですが、個人的には無問題。
通常のアイアンマン マーク85のマスクと比較。こうやって比べると目の色もかなり異なりますね。ちなみに同じようにクリアパーツが使用されています。
こちらは今回初めて立体化したエナジーブレード。手首と一体成型になっているので、右腕でしか持たせることができません。
ブレード部分はブルーのクリアパーツで再現されています。
裏側はこのような感じ。
こちらはホログラムシールドことナノ・シールド。これもフィギュアーツとしては初の立体化。シールドのすべてがクリアパーツで成型されており、大きさも十分。
エナジー・ブレード同様に手首は固定されているので、右腕でしか持たせることができません。しかし手首が隠れているので、左手で持たせても問題ないかもね。
そしてこちらがようやく立体化した背中の武装のナノ・ライトニング・リフォーカサー!これをどれほど待ったことか・・・!
本体などと同じく造形やモールド、塗装が細かく再現されています。
ヒトデのような脚の部分の根元には可動軸があるので、回転させることができます。
中心には劇中でソーの雷エネルギーを集めていた吸収システムも再現されています。モールドが細かいですねぇー。
正面側はこのような感じ。少し塗装とびがありますね。
ちなみにシルバーの部分は取り外して、エフェクトパーツを取り付けることが可能。またナノ・ライトニング・リフォーカサーはノーマルのアイアンマン マーク85でも取り付けが可能なので、今回のアイテムは実質的にナノウェポンセットに近い内容になっています。
フィギュアーツのアイアンマン マーク50のナノウェポンセット2がおそくらコンセプトアート時点でのナノウェポンを立体化していたので、劇中とは程遠い見た目や未登場の武器がかりでしたね。なので今回のFINAL BATTLE EDITIONで本当の意味でのナノウェポンセットかなーと思っています(未登場だとしても遊びの幅が広いので個人的に全然アリですがね)。
こちらはナノ・ライトニング・リフォーカサー用のエフェクトパーツ。
取り付けてみるとこのような感じ。根元の形状が上段・中段・下段の脚で異なるので、入れ間違えることもないですね(カバーパーツも同様)。
可動範囲
首の回転と肩の可動域はかなり広め。
素顔ヘッドのの前後可動も問題なし。ちなみにマスクヘッドの可動域は通常版と同じで良く動かせます。
腰の前後可動も問題なし。
腰回転も非常に広いです。
開脚も広く、接地性も良い感じですね。
S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITIONのアクション!
おなじみの床パン!
ということで、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITIONのアクションを見ていきましょう!
汚し塗装が施されたアイアンマンのフィギュアーツは今回が初めてですね。中々いい汚れだ!
可動に関しては特段変更点は無し。
少し汚れている方がリアリティはありますが、このレベルまで汚れていても全然かっこいいです。
やっぱりアークリアクターのカラーはこの色が好み。
リパルサーや飛行系のエフェクトはいつも通りなので新鮮味は無し。
いつものリパルサー攻撃!
いつも思うのですが、アイアンマンはダイキャストが使用されているので、それを支えるための台座の支柱とかがほしいですねぇ。
シブいカラーなので劇中の雰囲気にもだいぶ近いですね。
そして今回初めて付属するエナジーブレード。
劇中でもサノスとの対決で使っていた印象ありますね。
たぶん登場はそこまで多くないはずなのですが、しっかり記憶に残っているのが不思議。
ちなみにフィギュアーツのアイアンマン マーク50 ナノウェポンセット2の武器も装備させることが可能。
次はナノ・ライトニング・リフォーカサーを装備。初めて見たときは一体どんな武器かと思いましたが、まさかエネルギーを吸収して放つタイプだとは驚き。
エフェクトパーツを使用してみる。
リパルサーも使用すれば、男の子が大好きな一斉射撃スタイルを再現できます。
ナノ・ライトニング・リフォーカサーのエフェクトパーツが結構細いので破損には注意したい。
たまらんねぇ。本当に待ってたよフィギュアーツのナノ・ライトニング・リフォーカサー。
次はナノ・シールド。
これは結構大きめでカッコいいですよね。マーク50にもシールドほしかったなーと今更になって思います。
透明度も高めなシールドですね。一体どの程度の攻撃を受け止められるのだろうか。
劇中ではハルクがナノガントレットでスナップする直前で、予想される衝撃に備えて展開していました。写真ではノーマルのマーク85に装備して、劇中通り隣にホークアイを立たせてみた。
ちなみにナノ・ライトニング・リフォーカサーをはじめとしてエナジーブレードも通常版のマーク85に装備させることができます。
次はちょくちょく劇中再現。
トニー「次無くしたら僕がもらうぞ」
素顔パーツが付くので、ソーとキャプテンと並べて最後のビッグ3の並びをしてみる。
そして劇中で印象的だったソーの雷を吸収して、ナノ・ライトニング・リフォーカサーからビームを放つシーンの再現。これができるのは嬉しい。
一斉射撃はほんと迫力ありますね。
余談ですがソーが持っているムジョルニアはS.H.フィギュアーツのキャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITIONのものを拝借し、ストームブレイカーのエフェクトはMAFEXのソー(アベンジャーズ/インフィニティウォー)のものを使用しています。そのままフィギュアーツのストームブレイカーにエフェクトパーツが使えるのは驚いた。
フィギュアーツのサノスとも対決。
これはペッパー・ポッツのレスキューが駆けつけたときに驚いた表情をするトニー・スタークを再現。マニアックですね。
こちらはドクターストレンジと5年ぶりの再会をするトニー。
そしてレスキューとの共闘も再現してみる。火力がすごいスターク夫妻。
最後はマーベルレジェンドのアイアン・パトリオットを並べて、劇中で実現しなかった3人の並びたちをして終わり。
以上、S.H.フィギュアーツ アイアンマン マーク85 FINAL BATTLE EDITION(アベンジャーズ/エンドゲーム)のレビューでした。
基本的にはリデコアイテムでしたので、大胆なところはほぼ同じ。可動域や造形も元々良かったものなので、大きな不満はないですね。
今回から追加された汚し塗装は結構なリアル具合。このぐらいくすんだ色の方がたぶん劇中のスーツにも近いんじゃないかなと思います。
トニー・スタークヘッドは今までフィギュアーツで発売したもののなかでは一番似ていましたね。輪郭や髪型なんかもトニーに近い感じになっています。個人的にはもっと似せられる気がするので頑張ってもらいたい。
付属品のナノウェポンたちもクオリティーは高め。様々なアクションポーズが楽しめますね。通常のマーク85とも合わせらえるので、武器目当てで入手するのもいいかもですね。
ゆとぴ
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この商品を2体ほど購入しましたがどれも胴体がぐらつきます。今までのアイアンマンアーツで見た事のないことです。
この商品は個体差関係なくそういう仕様なのでしょうか?
僕の方はぐらついている印象はないですね。もしかしたら個体差の可能性もありそうですが、2体となると気になりますよね。
一方でそのような報告をしている人も少ないですからなんとも、、、
補強ができるならしちゃった方がいいかもしれないですね。
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