S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITION レビュー
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「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。
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アベンジャーズ・・・!アッセンブル・・・!
ということで、S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITIONのレビューです。
価格 | 8,800円(税込) |
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発売月 | 2020年5月30日 |
メーカー | バンダイ・スピリッツ |
作品 | 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 |
S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITIONのパッケージ
まずはパッケージから。今回はFINAL BATTLE EDITIONということで、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の終盤でサノスと戦った際のキャプテンアメリカを再現したアイテムとなっています。
なのでパッケージも今までホワイトカラーが基調だった『エンドゲーム』パッケージが、パープルに変更されています。
全体的にもシックなデザインに。
ブリスター状態。今回はエフェクトパーツや盾が2枚だったりと付属品が多め。こりゃ大変だ。
S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカFINAL BATTLE EDITIONの本体
早速取り出して、S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ -《FINAL BATTLE》EDITION- (アベンジャーズ/エンドゲーム)のレビューです。まずは全身から見ていきましょう。それにしても正式な商品名が長すぎる。
ぐるっと一周。基本的には公開当時に発売したS.H.フィギュアーツのキャプテンアメリカ(アベンジャーズ/エンドゲーム)のリデコアイテム。全体的に汚れをイメージしたウェザリングが追加された、サノスとの最終決戦をイメージしたアイテムとなっています。
バストアップ。キャプテンアメリカの素顔であるスティーブ・ロジャースの頭部がデフォルト状態となっています。スティーブの素顔がフィギュア―ツで付属するのは『シビルウォー/キャプテンアメリカ』版、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』版に次いで3度目。
IW版が特段アレな出来だっただけに、今回のFINAL BATTLE EDITIONはそこまで悪くは無いと思います。もちろん満点というわけではないですね。個人的には少しエラが張りすぎな印象を受けました。ただこういったアイテムにはありがちな、角度によっては似ているというのも今回のスティーブ・ロジャースにはありますね。なので全く似ていないというわけではないです。
特に汚れが目立つ胴体周り。
ほこりで汚れたスーツを良く再現していますね。
胸には星マークと鱗のようなモールドもしっかり受け継がれています。
星に関しては全体的にグレーがかっている本体のせいで、ぱっと見溶け込んでいましたね。
星の溝についているような砂のようなウェリングも非常にリアル。
本来白いはずのお腹のラインもこのように茶色に。
ベルト周りにもしっかり汚れが再現されています。
背中まで汚れ。このキャプテンアメリカ、下手したら本当に誇りが被っていてもわからないかも。
腕にもウェザリング。
やはり砂ぼこりのような細かい粒子の再現はスゴイです。本当に汚れているようにみえます。
肩にはおなじみのアベンジャーズのロゴマーク。
脚もしっかりと再現。自立性もバッチリ。
ズボンの太もも周りの汚れもリアルですね。シワの箇所ごとの汚れの付き方もかなり本物感あります。というより本当に汚れているように見えるので、本能的に一瞬触るのを躊躇してしまいましたw
ブーツもこのような感じに。金具にたまった砂ほこりも再現。
これはアメリカのケツ。
足裏の溝にも汚れが溜まっていますね。
浸り足裏には天下のマーベルのコピーライト。
1年近く前に発売された、S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ(アベンジャーズ/エンドゲーム)と比較。ちなみに持っているムジョルニアはソーから奪ったものです。
見てわかる通り、色が全く違いますね。もともとこんなに青かったのかと感心してしまうほど、今回のFINAL BATTLE EDITIONは汚れきっています。
S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITIONの付属品一覧
こちらは付属の手首パーツたち。シールド用の手首はベルトと一体化していたいたり、専用の突起があったりします。
こちらはキャプテンアメリカのアイコン的アイテムのシールド。こちらにもがっつりと汚れが再現されています。泥汚れのようなウェザリングになっていますね。
こちらはベルトの収納状態パーツ。上下で1組付属。正直あまり使い道はない。
こちらは背中に背負うためのアタッチメントパーツ。
このようにキャプテンアメリカの背中の小さな穴をふさいだパーツを外してシールドを取り付ければ、背中に背負ったスタイルを再現できます。
こちらは手でシールドを持つポーズを再現するための透明なアタッチメントパーツ。
こちらは腕に取り付けるためのベルトパーツ。
こちらは半壊した割れ盾。こちらしっかりウェザリング塗装が施されています。本当にしっかり割れていますね。
かろうじて持ち手部分は無事。
そして今回は初めてキャプテンアメリカの武器として付属するムジョルニアです。
こちらも汚れのようなウェザリングが少しだけありますね。ハンマー部分の細かい意匠は再現度高め。
柄の部分もシルバーのラインなどをしっかりと塗装してありますね。
紐は水平に向いた状態です。金具の模様も再現されているのは細かい。
個人的にやってみたかったS.H.フィギュアーツのムジョルニア比較。右からソー(エイジ・オブ・ウルトロン)版、ソー(アベンジャーズ/エンドゲーム)版、そして今回のキャプテンアメリカ版です。AoU版は若干大きめで、紐の長さも違いますね。同じ作品内のムジョルニアのはずなのにソー(ED)版とキャプテン版だと色が全然違いますね。これは面白い比較。
こちらはムジョルニアに取り付けるためのエフェクトパーツ。ムジョルニアのハンマー部分の前後パーツと一体化しているので、交換してとりつけることができます。
実際に付けてみるとこのような感じ。これはなかなか嬉しいアイテム。やっぱり雷をまとっているムジョルニアは迫力がでる。
そしてこちらは真っすぐに伸びる雷エフェクトパーツ。
ムジョルニアの上部の丸いパーツと好意感する方式でとりつけることができます。これで空から雷のパワーを吸収するようなシーンが再現できます。ただ少し重めなので持たせた状態でバランスとらせるのがすこし難しい。
こちらはキャプテンアメリカのマスク頭部。襟付きの首パーツごと交換する形式です。この頭部に関しては特段大きな変更点はないですね。
そしてようやく付属してくれた食いしばり頭部!こちらはマスク頭部用の首パーツが共用なので、首パーツはそのままに頭部だけ交換する形式です。これがちょっと硬くて、本来はボールジョイントの軸が首側に残らないといけないのですが、引っ張ると頭部についたまま抜けるので、軸を頭部から引っこ抜く作業がなかなか面倒でした(ペンチを使わないとつかめませんし)。ここはどうにか首から軸を抜けにくくするなどの処理をしてほしかったですね。
食いしばり頭部に関しては申し分のない迫力顔。デジタルプリントによって塗装されていますので、口の中の歯までしっかりと境目がわかるほどに塗装がされています。流行り食いしばり顔があるかないかだけで、ポージングの臨場感も変わりますからね。本当についてきてくれて嬉しい限り。
S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITIONの可動範囲
首の回転は広め。肩の可動範囲も水平方向へ問題なく上げることができました。
首の前後可動も問題なし。ちなみにマスク頭部状態でも大きく可動範囲が変わるといったことはなかったです。
腰の前後可動も広め。
腰回転も広く回りました。
接地性は微妙なところですが、開脚は前後左右大きく開きます。
基本的にFINAL BATTLE EDITIONはリデコアイテムなので、通常版の『アベンジャーズ/エンドゲーム』版キャプテンアメリカと可動範囲は変わりませんでした。
S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITIONのアクション!
ということで、S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITION (アベンジャーズ/エンドゲーム)のアクションをしていきましょう!
この汚れ具合が本当にリアルなんですよ。
可動域に関しては変更点はないのですが、もともと良く動かせるキャプテンのフィギュアなので、思う存分に遊ぶことができます。
そしてやっぱりこの食いしばり頭部は嬉しいですね。
東京コミコン2019のバンダイブースで初めて公開された頭部ですが、初めて生で見たときは声がでた。
表情だけでポーズの力強さが全く違う。
ムジョルニアを持たせる。
映画でムジョルニアを持ったのはソーとキャプテンアメリカをはじめ、ヴィジョンとオーディンぐらいかな?(例外的にヘラは投げられたムジョルニアをキャッチしていましたね)
エフェクトパーツも良い雰囲気を演出しています。
当たり前ですが、ソーにもこのムジョルニアは持たせることができるので、ソーのアクションアイテムとしても楽しむことが可能。
流石に雷放つときに無表情フェイスは変だわ。
元からあった付属品もそのままついてきたので、シールドを投げるようなポーズもできます。
そういえば同じく『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場したキャプテンVSキャプテンのキャプテンアメリカのフィギュアーツでは、シールドに使うエフェクトパーツも付いてくるので、そっちも楽しみ。
そして割れ盾を装備。
非正規のアイテムでは割れ盾が売らているのを見たことがありますが、公式で出してくれたのは嬉しすぎますね。
盾が割れていてもかっこいいキャプテン。そういえば映画最後でサム・ウィルソンに渡した盾はいつ補修したのだろうか?
スティーブ・ロジャース頭部でもすこし撮ってみましょう。
正直このスーツの時はマスクを外さずに戦っていたので、あまりこの姿は印象にないですね。
やっぱり角度によっては似てる。
トニー・スタークとも並べる。
次は劇中シーンの再現。これはビッグ3がサノスとの対決に向けて覚悟を決めたシーン。ここら辺からのドキドキは凄かった。トニーの素顔ヘッドがあるので、より再現度もあがりますね。
サノスとの対決でソーがピンチに!
そこへ突然飛んできたムジョルニアがサノスの頭にヒット!!それを投げたのは・・・、
テレッー♪
キャプテンアメリカ!!
初見では劇場内で声が出てしまっている人が多数いました。それぐらい驚きのシーン。
サノスとの一騎打ち!!
この時のキャプテンはマジで無敵だとおもった。
雷パワーを集めて・・・!
サノスへ放つ!!
エフェクトパーツがあることでよりサノスとの対決がはかどる。本当に買ってよかった。
しかしサノスのカウンタ攻撃に防戦一方になるキャプテン。
盾が半壊し、絶体絶命。
こういったダメージに苦しむ表情もできるから食いしばり頭部は嬉しいのよ。
盾のベルトを締めなおし、ひとり、サノス軍に歩み寄っていくキャプテン。そこに突然謎の無線が・・・。
ファルコン『左を見ろ・・・!』
あとはご存知の通り。さすがにあのシーンをフィギュアで再現するのは大変&スペース&技術が足りなかったので、あとは映画でお楽しみください。
集められるだけのヒーローたちを集めてみた。
キャプテンアメリカ「アベンジャーズ・・・!!」
キャプテンアメリカ「アッセンブル・・・!!」
最高オブ最高。『アベンジャーズ/エンドゲーム』はオタクの気持ちがオタク以上にわかっている映画だったね。
戦闘中にはストームブレイカーを使っての戦闘もしていましたね。そのあとはソーに「小さいのをやる」とムジョルニアを渡されていました。あの場で受け取ることができるのはおそらくキャプテンぐらい。
ということで最後はもう一度サノスに挑もうとするキャプテンで終わり。
以上、S.H.フィギュアーツ キャプテンアメリカ FINAL BATTLE EDITION(アベンジャーズ/エンドゲーム)のレビューでした。
基本的にリデコアイテムなので、ギミック等は特に変わりないのですが、やはりかなりリアルなウェザリング塗装の汚れ再現はスゴイです。素手で触ろうとすると本能的に躊躇してまうほどにリアルな塗装はさすがバンダイスピリッツの塗装技術。またこれによって思いのほか戦闘シーンへの雰囲気もアップするので本当に良いアイテム。
割れ盾に関してもフィギュアーツでしっかり立体化してくれたのは嬉しかったですね。これがあるかないかだけでも全然満足度が違います。またムジョルニアもエフェクトパーツとの交換もできる等遊び甲斐もある。
頭部に関してはやはり交換に難ありでしたが、おおむね及第点といったところ。もうすこしスティーブロジャースの頭部は近づけることができる気がします。現にキャップVSキャップ版の頭部はかなりリアルに作りこまれているようなので、これぐらいのクオリティーで立体化してくれたらほぼ満点なキャプテンアメリカでしたね。
ゆとぴ
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