『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』、”あの展開”に出演者は反対していた ー 「動揺してしまう」

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※この記事には『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの新作としてついに公開された映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』
今作ではティ・チャラが亡くなったあとのワカンダを舞台に、新たなブラックパンサーの誕生を主軸に描いた物語となっており、残された家族たちの物語にもなっている。

そんな今作ではネイモア率いるタロカンの軍にワカンダが襲撃されたことで、シュリの母親でワカンダの王でもあったラモンダがリリ・ウィリアムズを救助したあとに死亡している。

この展開に大きく驚いたファンも多いことだろうが、実はこの展開にラモンダを演じたアンジェラ・バセットは反対していたことが彼女の海外メディアのインタビューのなかで明らかになった。

私は反対していました。「ライアン(監督)、何をしているの?なんで?あなたはこれをしたことを後悔するでしょうし、ラモンダの死を悔やむでしょう。人々は動揺してしまう」と言いました。そして彼は「アンジェラ、それは僕も知っています。知っているがこの世界での死は実際に死んでしまうことではない。必ずしも完全にいなくなってしまう必要はない」と行っていました』

ラモンダが死亡したことが大きなきっかけとなり、シュリは見事に人工的にブラックパンサーのハーブを完成させた。それを服用することで新たなブラックパンサーになり、大きく物語がクライマックスへと向かっていった。

力を得たシュリはネイモアへの復讐のためにタロカン軍へと立ち向かい、1対1でのネイモアとの戦闘では手にかける直前まで彼を追い詰めた。

しかしシュリは戸惑いの中で見たフラッシュバックで、自分の国民とタロカンで接した国民を重ね合わせ、さらには先祖たちがいる空間からラモンダが彼女に訴えかけることで、ネイモアの命を奪うことなく、ワカンダへの攻撃を止めさせて降伏させた。

ここでのラモンダの役割は非常に大きかった。
シュリが奥底に抱えていた闇がラモンダの死によってさらに大きくなっていき、飲み込まれてしまう前にラモンダ自身が止めるというのはシュリのヒーローとしての成長にも意味があった演出だった。

”ワカンダでは死は終わりではない”とかつてティ・チャラも口にしており、彼もまた父を殺めたバロン・ジモへ復讐することを止めていた。
兄と重ねわせるような今回のストーリー展開も非常にお見事だったと言えるだろう。

ちなみに今作において非常に重要なキャラクターとなったラモンダを演じたアンジェラ・パセットをアカデミー賞へノミネートするようにとファンの活動も始まっており、まさに魂のこもった今回の彼女の演技がどのように評価されていくのかにも注目である。

『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日より劇場公開中だ。

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