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です。MCUシリーズの新作としてついに公開された『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』。
今作はティ・チャラ亡きあとのワカンダに訪れる最大の脅威を描く物語となっており、特に海底帝国を率いるネイモアがワカンダを襲撃する作品という、いままでのMCU映画でも稀に見る作品となっていた。
そんな今作のタイトルがなぜ『ワカンダ・フォーエバー』になったのだろうか?この理由についてはマーベル・スタジオのプロデューサーであるネイト・ムーア氏が海外メディアに語ってくれた。
『当初は「キングダム・オブ・ザ・ディープ(深海の王国)」だっただろうか?この映画はネイモアに関するものなので、タイトルもそのようにしなければならないと思っていました。そこから今回の映画は逆境を乗り越えた勝利の物語であったため、「ワカンダ・フォーエバー」が正しいと気づきました。これは遺産についての話であり、永続性についての話でもあり、「ワカンダ・フォーエバー」はそれらすべてを語っています。以前にはこのタイトルは3作目の映画のタイトルにも感じました。「ワカンダ・フォーエバー」のあとはどうするの?これが終わりのような気がするとね。ただやっぱり私たちが伝えようとしていたテーマに非常に適していると感じました』
映画を見ればわかるがまさに今回の物語には『ワカンダ・フォーエバー』が最適だったと言えるだろう。
たしかにネイモアに関する物語でもあり、MCUシリーズで初めて海底帝国タロカンの存在が描かれるだけあって、タイトルにもそれを表すものがあったも違和感はなかった。
ただそれではネイモアに焦点を当てすぎることにもなり、制作サイドが伝えたかったティ・チャラが遺したものやワカンダという国、新たなブラックパンサーの誕生から焦点がずれることになっていたはずだ。
まさに神業的なタイトルの付け方だった。『ワカンダ・フォーエバー』以外にこの映画のタイトルはありえないのだ。
もちろん今後3作目と続いていく可能性はありそうだが、1作ずつの物語を丁寧にストーリーテーリングしていくマーベル・スタジオ側の姿勢も感じることができる制作裏話だった。
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は2022年11月11日より劇場公開中だ。
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