マーベル・スタジオ代表、『ロキ』に複数のロキ登場を示唆 ー 主演俳優は『ソー』との繋がりに言及

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MCUシリーズの最新作として配信が近付いているドラマ『ロキ』は、ソーの弟でいたずらの神であるロキをはじめて主人公として作品で非常に注目を集めている。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で2012年の時系列から四次元キューブを使って逃亡した後のロキは、タイムラインを乱したことでMCUとしても初めてマルチバースの設定を扱っていくことでも期待されている。

そんな『ロキ』に複数のロキが登場することをマーベル・スタジオ代表が示唆している。

キッドロキやレディロキも?

海外メディアのエンターテイメントウィークリー誌のインタビューに答えたマーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギ氏は、『ロキ』にてマルチバースの影響によるロキが複数登場するとコメントしている。

Loki takes over: Tom Hiddleston on his new TV series and a decade in the MCU

『マルチバースと時間で遊ぶことの楽しみのひとつには、ほかのバージョンのキャラクター、特に他のバージョンのタイトル(ロキ)のキャラクターを観ることだと思います。』

ここで言及された他のバージョンのキャラクターとはおそらくは、マルチバースに存在する似て非なる同種の存在ということだろう。
特にロキに関しては以前からキッドロキやレディロキの登場が噂されており、今回のコメントでより一層その可能性が高まっているようにも思える。

またロキ以外のキャラクターにもマルチバースに存在する別のタイムラインを歩んだキャラクターが登場してくるかもしれない。

ちなみに実質復活となっているロキではあるが、今後再び兄のソーと共演することはあるのだろうか?その点について主演のトム・ヒドルストンが同じインタビュー記事のなかでコメントをしている。

『ケヴィン・ファイギが導いたことの一つには、「ソーとの関係から独立したロキをさらに探索する方法を観るける必要がある」というものと、ロキの二面性や他のキャラクターとの関係を観ることでした。それはとてもエキサイティングです。』

このコメントから基本的にはロキが再びソーと共演することはすぐにはないとみられる。独立した存在となったロキがどのような道を歩み、そしてどのようなキャラクターたちと関係を築いていくかに『ロキ』では焦点が当てられていくようだ。

またオーディンの息子としてのソーとロキの物語は三部作で一旦の終わりを迎えたことで、再びそのことについて触れる必要性もないと話している。

ドラマ以降のロキがどのような活躍をしていくかはわかっていないが、トム・ヒドルストンは続投する意向をインタビューの中で示しているため、今後の活躍にもぜひ期待していきたいところだ。

『ロキ』はDisney+ (ディズニープラス)で6月9日より独占配信予定だ。

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