トム・ヒドルストン、採用時はロキ役かソー役かわからなかった ー 「みんなそうだと思った」

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MCUシリーズの初期から活躍し、いまなお人気キャラクターとして単独ドラマの配信も行われたロキ

すでに10年以上同役を演じているトム・ヒドルストンもいまや世界的な俳優となっているが、実はロキ役が決まった当初はマーベル・スタジオからロキ役なのかソー役なのかわからなかったことを明らかにした

”本当に不思議でした。この業界ではごく当たり前のことですが、私はサインをしました。基本的に彼らはオーディションに行く前に渡しの契約内容を事前に交渉をし、私はそれにサインをしました。しかしその内容には、「マーベル・スタジオはトム・ヒドルストンを(空欄)の役に起用する権利を有する」と書かれていて、空欄になっていることに気づきました。そしてそこに誰かが「ソー/ロキ」と書いていたんだ。ほかの人もそうなのだと思っていましたよ。”

契約書自体には役名までは最初は明記されていなかったことを明らかにしたトム・ヒドルストン。おそらくある程度フォーマットが準備されており、その後に手書きで記入することを想定していた契約書と思われる。その後に「ソー/ロキ」と書かれたのは、トム・ヒドルストンはロキ役だけではなく、ソー役のオーディションも受けていたためだと考えられる。

トム・ヒドルストンはその後すぐにソー役のクリス・ヘムズワースから電話を受け、二人が映画のオーディションに合格したことを祝ったとのこと。またマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ氏のオフィスにも呼ばれ、そこでロキ役であることを知ったとしている。

ロキは今のところ2つのシーズンの単独ドラマの配信が終了し、その後の展開についてはアナウンスされていない。しかしマルチバースの存在を保つための、いわゆる人柱になったロキが、今後のマルチバース・サーガにおいて大きく関わってくることは確実だろう。

変異体であるシルヴィがソーと対面するとのウワサもあり、今後ロキを中心にした物語がどこに向かっていくのか注目をしてこう。

『ロキ』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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