クリスチャン・ベール、バットマン役オファー時を振り返る ー 「キャリアの終わりと言われた」

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DCコミックス原作の映画をいち段階上へと押し上げて伝説的なシリーズとなった、クリスチャン・ベール主演、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』シリーズ。

全部で3作品が展開され、なかでも2作目の『ダークナイト』はヒース・レジャー演じるヴィランのジョーカーの強烈な存在感によって、アカデミー賞助演男優賞も受賞するほど称賛された作品となっていた。

そんな『ダークナイト』シリーズでブルース・ウェイン/バットマンを演じたクリスチャン・ベール海外メディアのインタビューに対して、出演オファー時はバットマンを演じるかどうかについて、周りの人間から否定的なことを言われたことを明らかにした。

『パトリック・ベイトマン(主演映画「アメリカンサイコ」の主人公)でいることはできない。それはキャリアの自殺だ。「絶対にやってみろ」という人もいたが、「バットマンを演じるならそれで終わりだ。二度と他の役を演じることはできない常にバットマンであり続けるだろう」と言われた。でも実際に私は参加しました。もしそんなことが起きて乗り越えられないならばそれまでだと感じた』

こういった現象は実は日本でも起きている

日本の特撮ヒーローを演じることで俳優自身にその強烈なキャラクターのイメージが残ってしまい、ほかの役柄を演じる上でも悪影響を及ぼしてしまうといったものだ。そのため一時は番組出演が終了してしばらくは、俳優自身のキャリアや売り出すための戦略上、ヒーローを演じていたことに極力触れていかないと言った慣例があったともされている。

昨今ではそういったことも少なくなっているが、ハリウッドでも事情は似ているようだ。

もちろん未だにクリスチャン・ベールに対してバットマンのイメージを持つファンが多いことは確かだろうが、それが彼の俳優としてのキャリアの足かせになっていると思えない。先日にはマーベル映画『ソー:ラブ&サンダー』でヴィランのゴアを演じており、また違った側面の彼の演技を観客に魅せてくれていた。

「そんなことが乗り越えられなかったらそれまで」というクリスチャン・ベール自身の覚悟も相当のものであり、ハリウッド屈指のカメレオン俳優でもある彼の仕事への信念の賜物だったとも言えるだろう。

いまでは数多くの俳優がDC映画のみならずマーベル映画などでもヒーローを演じているため、もはや”キャリアの終わり”と危惧する人も少ないことだろう。

出演したことでキャリアとして大きく成長できた俳優も存在しているため、今後も数多くの俳優たちがヒーローを演じてくれることに期待をしたいところだ。

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