マット・リーヴス監督、『ザ・バットマン』でベンアフ版脚本を採用しなかった理由が明らかに ー 「やりたいとは思わない」

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アメリカではマット・リーヴス監督作品の『ザ・バットマン』のシナリオが、コミック『The Ultimate Riddle』(現在のタイトルは『The Blind Man’s Hat』)の盗作だとして、作者のクリストファー・ウォズニアック氏に提訴されていたが、米連邦地方裁判所は『ザ・バットマン』が盗作ではないとの判決を下したことが明らかになった。

この問題は法的にはすでに解決済みであるとされているが、この裁判のなかでマット・リーヴス監督が宣誓供述書を提出しており、そこに映画制作のオファーがあった当時のことが綴られていた。

”ワーナー・ブラザースが、クリス・テリオという作家と脚本家兼監督のベン・アフレックが書いた既存の脚本を送ってきた。それを読んで、そのストーリーの映画は自分がやりたいと思うプロジェクトではないと判断した。この脚本を使いたいなら、別の監督を使うべきだ。私は自分が考えたオリジナルのバットマンの物語のアイデアも彼らに伝えた。それは、事件を解決することでバットマンにとって思いもよらぬ自分に関する何かが発見されるというバットマンの探偵物語だ。ワーナーはそのアイデアを気に入り、『ザ・バットマン』の製作に私を雇った。(中略)バットマンのキャラクターと世界観以外、クリス・テリオが書いた以前の脚本やワーナー・ブラザースから提供されたその他の素材は一切使用していません

『ザ・バットマン』は元々DCEUシリーズの映画として計画されており、『ジャスティス・リーグ』などでバットマンを演じたベン・アフレックの主演・脚本・監督作品として制作される予定だった。

しかしベン・アフレックが降板したことでプロジェクトは一旦白紙となり、リーヴス監督が制作を請け負い、ロバート・パティンソンが演じる新たなバットマン映画として生まれ変わることとなった。そのため映画もDCEUからは独立した作品にもなっている。

ベン・アフレックとクリス・テリオ氏が執筆した脚本では、バットマンの正体がデスストロークにバレてしまったことで、二人の因縁が描かれていたとのこと。デスストロークを演じる予定だったのは『ジャスティス・リーグ』でカメオ出演したジョー・マンガニエロだ。

結果的に『ザ・バットマン』は盗作ではなく、無事に続編の制作も進められそうだ。
先日にはスピンオフドラマ『ザ・ペンギン』の予告も解禁され、さらに世界観が拡大していくのも期待だ。

続編映画『ザ・バットマン PARTⅡ』は2026年10月2日に全米公開予定だ。

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