『ダークナイト』リドラー登場のアイディアがあった ー 却下理由についても明らかに

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クリストファー・ノーランの伝説的ヒーロー映画である『ダークナイト・トリロジー』

クリスチャン・ベール演じるブルース・ウェイン/バットマンはもちろん、3部作ではヴィランたちの強烈な存在感も話題となり、いずれのキャラクターも伝説的な扱いを受けている。

そんな『ダークナイト・トリロジー』では、『ダークナイト ライジング』にてリドラーの登場を検討していたことが、脚本家のジョナサン・ノーラン氏インタビューの中で明らかになった。

しかし実際にメインヴィランとなったのはベインであり、この理由についてノーラン氏は「ヒース・レジャーのジョーカーとやっていたことがかなり近いと感じたので、シフトする必要があった」と説明している。

ジョーカーとリドラーは別のヴィランではあるが、いずれも愉快犯タイプのキャラクターであり、たしかにノーラン氏の言う通り二人のキャラクターの描かれ方は近しいものになるのかもしれない。

加えて、リドラー役については当時レオナルド・ディカプリオが候補に挙がっているともウワサされており、映画の制作に関わっていたデヴィッド・S・ゴイヤー氏は、スタジオが彼を強く推していたことを認めていた。

ちなみにリドラーについては2022年に公開した『ザ・バットマン』でポール・ダノが演じる形で久々にスクリーンに登場している。

ジョナサン・ノーラン氏はこのほかにも、『バットマン ビギンズ』を制作し終えたクリストファー・ノーラン監督が続編を作るのに乗り気ではなかったことも振り返っている。

”私は『バットマン ビギンズ』では少し距離を置いて仕事をしていましたが、14歳の頃に兄(ノーラン監督)がくれた唯一のコミック本『バットマン:イヤーワン』をきっかけに制作に参加することになったんだ。(中略)ただクリスはもう一作つくるかどうか迷っていた。彼はスーパーヒーロー映画監督にはなりたくなかったんだと思います。1作目を誇りに思っていましたが、私にとっては素晴らしいスポーツカーを作ったようなものなのです。なので「もう一度ドライブをしよう、そしてもう一台作ってみたいと思わない?」という気持ちだったんです。
私たちは1時間かけて起源の物語を語りました。同じキャラクターをつかってほんの少しだけ違うジャンルの映画にすることはできるだろうか?冒険映画から犯罪映画、ギャング映画へ移行して、その感情を持ち込むことができるだろうか?”

結果的に制作された『ダークナイト』は大ヒットし、ヒース・レジャー演じるジョーカーはいまなお強烈に印象に残るキャラクターだ。

バットマン映画については現在『ザ・バットマン PARTⅡ』の制作が準備中で、その前にスピンオフドラマ『ザ・ペンギン』の配信が予定されている。またDCUシリーズの映画として『ザ・ブレイブ&ザ・ボールド』もアンディ・ムスキエティ監督によって制作予定となっている。

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