『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』ラストに前作未公開シーンが使用 ー 監督「お気に入りでした」

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MCUシリーズのフェイズ4最後の映画として公開された『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』

今作はシリーズ2作目ということと同時に、主演を予定していたチャドウィック・ボーズマンの追悼映画の側面も強い作品であり、現実とフィクションがリンクするような、非常にメタ的な要素が強い映画となっていた。

そんな今作では極力チャドウィック・ボーズマンが演じるティ・チャラの映像は使用されず、最後にシュリが兄を思ってハイチの浜辺で喪服を燃やすシーンで、フラッシュバックとして前作の映像を使用して登場していた。

実はそのシーンのなかで前作で使用されていなかったシーンが含まれていたのことをご存知だろうか?
このシーンについてライアン・クーグラー監督海外メディアのインタビューのなかで、コメントを寄せている。

”このシーンは当時のお気に入りのシーンのひとつでした。映画では使用することはできませんでした。”

シーンはティ・チャラが笑顔を浮かべるシーンとなっており、インタビュアーも思わず「良い笑顔ですね」とつぶやくほどに、晴れやかな表情をしているティ・チャラのシーンになっている。

ちなみにプロデューサーであるネイト・ムーア氏は続編でティ・チャラをリキャストなどすることで、どうにか映画に登場させるアイディアがあったかについて触れ、そういったものはすぐに破棄されていることを明らかにしている。

”私たちはそれ(リキャストなど)をすることはできませんでした。チャドが無くなった時にクーグラー監督とした会話は「何をすべきだろうか?」といったものだった。数週間続いたわけではなく、「ティ・チャラ無しで物語を進める方法を考え出さなければならない」という数分間の会話でした。”

国王が去ったあとのワカンダの人々の物語を描いた『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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