スパイダーマン、MCU離脱を回避!2社が合意に達する ー 3作目は2021年7月16日公開予定!

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ここ数週間、マーベルファンたちを大いに悩ませてきたスパイダーマンの映像化権を持つソニー・ピクチャーズと、ウォルト・ディズニー社の間で起きた契約に関する決裂のニュース。

一時は完全にスパイダーマンがMCUシリーズから離脱するとまで言われていましたが、今回は素晴らしいニュースが入ってきました!

ケヴィン・ファイギもプロデューサーに復帰

海外メディアのComicbook.comは、スパイダーマンの映画の製作に関してソニー・ピクチャーズとウォルト・ディズニー社の2社が合意に至ったことを報じています。

Sony and Marvel Studios to Do One More Spider-Man Film

記事ではMCUシリーズでスパイダーマン・トリロジーの最後である3作目が製作されることを伝えています。映画にはもちろん『スパイダーマン:ホームカミング』から出演しているトム・ホランド(ピーター・パーカー)、ゼンデイヤ(ミシェル)、マリサ・トメイ(メイおばさん)、ジェイコブ・バタロン(ネッド)、ジョン・ファヴロー(ハッピー・ホーガン)などが続投します。

またプロデューサーにはソニー側のエイミー・パスカル氏と、先日離脱が発表されていたマーベル・スタジオ代表でプロデューサーのケヴィン・ファイギ氏が復帰します。監督には引き続きジョン・ワッツ氏がメガホンをとる予定です。
3作目は2021年7月16日にMCUシリーズのフェイズ4として公開を予定しています。

新しい契約では今まで手駅の5%を受け取っていたディズニー社とマーベル・スタジオが、3作目では25%へ引き上げられたことも報じられています。

Marvel & Disney Will Now Get 25% Of The Box Office For Spider-Man 3

今回の報道を受けてケヴィン・ファイギ氏もコメントを発表しました。

MCUでスパイディの物語を続けることにワクワクしています。マーベル・スタジオの私と仲間たち全員が製作を続けられることに非常に興奮しています。スパイダーマンはMCUにとって強力なアイコンで、ヒーローであり、ストーリーは世界中の老若男女のファンに人気があります。またスパイダーマンは複数のシネマティック・ユニバースを横断することができるキャラクターなので、ソニーが独自に進めるスパイディ・バースを含めて、未来でどんなサプライズが起きるのかはわかりません。』

MCUでの単独映画はソーを除いた他のヒーローのように3作目で最終作となりますが、それが同時にMCU最後のスパイダーマンになるとは限らないことも記事では報じています。『アベンジャーズ』シリーズのようなクロスオーバー作品では再びスパイダーマンが一員として参加することができます。

トム・ホランドもこのニュースを受けて自信のインスタグラムを更新しています。



そしてゼンデイヤもツイッターにて反応を示しています。


ケヴィン・ファイギ氏のコメントを見る限り、ソニー・ピクチャーズが進める独自のスパイダーマンの作品群にもMCUスパイダーマンが登場することが示唆されています。

以前の報道ではソニー・ピクチャーズが新しい提案として、スパイダーマン映画の収益30%の提供(合意は25%)と、『ヴェノム』のMCU参戦を条件に入れていました。

もしこの内容で今回の合意に至ったのならばトム・ハーディ演じるエディ・ブロック/ヴェノムとの夢の共演も見れるかもしれません。

ソニー・ピクチャーズは他にもジャレット・レト主演で『モービウス』の製作を進めています。また最近の報道ではマダム・ウェブの単独映画も計画していると伝えられていました。

ファンが望む最高の形で落ち着くことになったスパイダーマンの離脱問題。ひとまずは2021年7月16日にまた新しい映画を見ることができます。その日まで期待を込めて映画の公開を待ちましょう。

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