『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』VFX担当者、歴代スパイディスーツ再現の難しさを語る ー 「独自の課題があった」

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MCUシリーズとして大ヒットを飛ばしている映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
今作ではスパイダーマンの新しいスーツであるブラック&ゴールドスーツとインテグレーテッドスーツの2種類が登場している。

ただ実際の撮影でこれらのスーツが作られているといったことでは必ずしもないようで、映像ではCGによって再現する試みがされている。

そのスーツの再現の大変さについてVFXスーパーバイザーであるクリス・ワーグナーが海外メディアのbefore&afterのインタビューに答えた

トム・ホランドの新しいスーツには独自の課題がありました。主要な撮影中に彼のスーツが「ハイブリッドスパイダーマンスーツ」と呼ばれるものになると決定しました。(中略)彼のスーツをすべてのシーンでデジタルで交換するのは非常に骨の折れるプロセスでした。トム・ホランドの微妙な筋肉の動き、けいれんなど俳優の物理的な動きを正確に模倣することが重要でした。』

ワーグナー氏は今作に登場したインテグレーテッドスーツについて話し、実際に撮影のときに来ていたスーツの上からCGによってスーツの再現をしていることを明らかにした。

その際に細かい筋肉の動きなどを合わせることに苦労したと話し、ハリウッド随一のVFXチームでも困難な作業だったことが伺える。

一方でその課題を見事に成し遂げたことで違和感なくインテグレーテッドスーツの活躍を映画で描いてくれている。この点は非常に素晴らしいポイントと言えるだろう。

CGというのは一瞬でもクオリティの低さを感じてしまうと、そこが気になってしまいストーリーが頭に入ってこないというのもザラにある。
今作においてもふんだんにCGが使用された映画ではあるが、どこが実際のものでどこがCGなのかと見分けるのは難しいところだ。こういった点に注目しながら改めて映画を観てみるのも楽しいかもしれない。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日より日本でも劇場公開中だ。

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