『アクロス・ザ・スパイダーバース』ドナルド・グローヴァーのシーンは直前に追加 ー 当初は仮のアニメーション

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ソニー・ピクチャーズのアニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』には、実写のスパイダーマン映画の映像も一部使われるなど、マルチバースの広大さを表現するシーンがいくつも確認されていた。

また中には実際に映画に出演していた俳優がアニメ映画に登場するというものもあったが、それが『スパイダーマン:ホームカミング』アーロン・デイヴィスを演じていたドナルド・グローヴァーだ。

彼は『ホームカミング』と同じくアーロンを演じているようだが、ヴィランのプラウラーのスーツを着て登場し、映画での雰囲気とは少し異なる形で登場していた。

そんなドナルド・グローヴァーの出演シーンだが、どうやら公開ギリギリになって追加されたことが監督の一人であるケンプ・パワーズ氏の海外メディアでのインタビューで明らかにされた。

”試写の段階では、まだ解決していなかったいくつかのことがありました。皆さんも覚えているドナルド・グローヴァーのカメオ出演もその一つで、彼はまだ出演することに同意していませんでした。なので試写では、ドナルド・グローヴァーのサウスパーク風の切り取りを使っていて、『こんにちは、ドナルド・グローヴァーです』と言って、ただのふらふらするだけだったんです。みんな大笑いしていました。(中略)私は『だれかドナルド・グローヴァーに連絡して、カメオ出演してくれないか確認できないか?』と思いました。映画が公開される数週間前に収録をしたので、それまでは映画がまだ完全にはそろっていないような、でもそろっているような、ちょっと狂っている感じでした。”

当初はドナルド・グローヴァー本人の出演は想定していなかったらしく、彼の写真の切り取りを使ったような演出を映画に含めていたことを明らかにしたパワーズ氏。
のちに本人が出演したことで、ファンにとっても嬉しい演出になったことは間違いないだろう。

『アクロス・ザ・スパイダーバース』はこのように公開ギリギリになって追加されたシーンがいくつかあり、ラストでのグウェンのバンド結成シーンや、別世界のマイルスに抵抗を示しているマイルスのシーンなども公開6週間前に追加されている。

今回のコメントではドナルド・グローヴァーの出演はあくまでアイディアによるもので、他の作品とのつながりやその後の展開を意識したものではないようにも感じる。

そのため映画に登場したアーロン・デイヴィスが、『ホームカミング』のアーロンと同一人物なのかはわかっていない。

先日海外メディアの情報から制作のウワサのある『スパイダーマン4』にマイルス・モラレスが登場すると伝えられていたが、『アクロス・ザ・スパイダーバース』でのアーロンのプラウラー化が伏線になっているのかは不明だ。

多くの調整を繰り返しながら制作された『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はデジタル配信中だ。

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