『アクロス・ザ・スパイダーバース』ラストシーンはギリギリに制作された ー ”バンド”結成シーンが追加

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ソニー・ピクチャーズの大ヒット映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、前作にも引けを取らない評価を受け、そのラストシーンでは次に繋がる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』への期待を込めたものとなっていた。

しかし実はラストのシーンについて、監督のジャスティン・K・トンプソン氏、ケンプ・パワーズ氏、ジョアキム・ドス・サントス氏海外メディアについてコメントし、公開の6週間前に追加されたものであることを明らかにした。

トンプソン:”最初はマイルスがサンドバックにくくりつけられたままで映画が終わっていた。試写では評価が悪かったものです。なので私達はどうにかしなければならないと急いで頭を悩ませて、気づいたんだ。『スター・ウォーズ:帝国の逆襲』をもう一度見返して、「この映画はどうやって終わったんだ?」と考えました。そして彼らはラストで希望を与えていたと気づいたんだ。”

そして追加されたのが、マイルスを助けるためにグウェンがピーター・B・パーカーやかつての仲間、スパイダーパンクやスパイダーマン・インディアなどの新たな仲間を連れた、”バンド結成”のシーンだ。

これによりピンチに陥ったままのマイルスで終わるのではなく、次の映画への希望を残した状態で映画が幕を閉じたのだ。まさに『帝国の逆襲』と同じ感情で次の映画へバトンを渡しているのだ。

またドス・サントス氏は、マイルスの動きについてもコメントしている。

”マイルスは非常に危うい状況にあり、彼にとって厳しい状態だった。しかしちょっとした修正を加えて、彼がチェーンに触れて、手から火花が飛び、そして彼の目にも輝きが出始めているようにした。”

マイルスが別世界に自分に抵抗するための動きを見せていることで、これもまた次の映画へ希望を残す演出となっている。

結果的に多くのファンに受け入れられたこれらのラストシーンは、『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』に繋がっていくことになる。映画の公開時期については、当初は2024年とされていたが、制作が滞っているために、さらに後ろ倒しになる可能性はあるだろう。

果たして自分のバンドを結成したグウェンは、ピンチのマイルスを救うことができるのだろうか?『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はデジタル配信中だ。

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