マーベル・スタジオ、『プラネット・ハルク』実写化の噂が広がらないようにしていた ー 『エイジ・オブ・ウルトロン』の変更点とは?

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数年前、マーベルファンの間ではハルクを主人公としたコミック『プラネット・ハルク』の実写化が噂されていた。その後『ワールド・ウォー・ハルク』に続いていくとも予想されていたが、この噂は結局のところは的を得ていなかった。

このことについてマーべル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は公式本「The Story of Marvel Studios:The Making of the Marvel Cinematic Universe」にて、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』製作当時のことを明かし、『プラネット・ハルク』が実写化されるという噂が加速しないようハルクの結末に手を加えたことを明らかにした。

『プラネット・ハルク』の一部は『ソー バトルロイヤル』へ

マーベル・スタジオ公式本にて『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のハルクのラストシーンについて振り返るケヴィン・ファイギ氏は、元々彼が宇宙に飛び立ったシーンがあったことを明かした。

Marvel Studios Went Overboard Trying to Kill Planet Hulk Movie Rumors

『コミックが思っていたほどクールだったので、(MCUの)ブルース・バナーは「プラネット・ハルク」の一部にはなれずに、このコミックをやろうとさえ考えたことはありませんでした。』

MCUシリーズに登場しているブルース・バナー自体が、『プラネット・ハルク』とはトーンが合わなかったことを話し、元々実写化計画すら考えていなかったことを明らかにした。

『エイジ・オブ・ウルトロン』の別の案では、クインジェットに乗ったハルクが宇宙に飛び立ち、土星を過ぎたあたりでブラックウィドウと彼との連絡が途絶えるといったものがあったとのことだ。しかしこの案は『プラネット・ハルク』に続くことを想起させるために変更された。

『「ジョス(『エイジ・オブ・ウルトロン』監督)、このシーンはできない。皆に私たちが「プラネット・ハルク」を製作しようとしていると思わせてしまう」と私は言いました。』

このファイギ氏の提案からハルクはまだ地球に残っており、VFXで再現された星空を地球の空に変更したと本では書かれている。

結果的にはストレートに『プラネット・ハルク』が描かれることはなかったが、ハルクが宇宙に行き、惑星サカールの決闘場の戦士になるといった要素は映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』に引き継がれている。ストーリー自体は全く異なっているが、ファンはニヤリとする演出であったことは間違いないだろう。

ちなみに『プラネット・ハルク』の続編である『ワールド・ウォー・ハルク』に関しては現在実写映画化の噂があるが、果たして今度こそ実現するのだろうか?

今後もハルクに関する新たな情報が入り次第お知らせしていく。

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