『マン・オブ・スティール』脚本家、当時のワーナーのプレッシャーを明かす ー DCEU公開順にも言及

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DCEUシリーズの第一作として、ヘンリー・カヴィルがスーパーマン役を演じた映画『マン・オブ・スティール』
新時代のスーパーマン映画として描かれ、ここから約10年にも渡るDCEUシリーズがスタートしている。

当初はマーベル・スタジオのMCUシリーズのような展開を目指していたものの、そう簡単にはうまくいかず、結果的には2023年の『アクアマン』の続編を最後にシリーズはリブートされる予定となっている。

そんな『マン・オブ・スティール』で脚本を務めたデヴィッド・S・ゴイヤー氏海外メディアのインタビューのなかで、制作当時のワーナー・ブラザースからのプレッシャーや、ワーナー側の問題点についてコメントしている。

”私たちがワーナー・ブラザースから受けたプレッシャーを覚えています。「私たちのMCUが必要なんだ!」といった感じのものでしたね。でも私は歩き始める前に走るのはやめようといった感情を抱いていました。そしてもうひとつ難しくしていたのは、ワーナーのDC幹部が回転ドアのように、18ヶ月ごとに新しい人間に変わっていたことでした。(中略)そして当時のワーナーの幹部が今後10年間に20本の映画をリリースすると言い出したことを覚えています。しかしその時点ではまだ何も書いていなかった。まるで空中に建物を立てるようなもので、クレイジーです。”

ゴイヤー氏の話からも当時のワーナーやDC幹部がどれほどマーベルをライバル視して、焦りを感じていたかを伺い知ることができる。

このような状態ならばDCEUシリーズの早い段階で方針転換をしたり、『ジャスティス・リーグ』のようなクロスオーバー映画を作ってしまうのも納得できてしまう。結果的にこれは近年まで続いていたのだから、相当根深いところまで焦りの心に蝕まれていたことがわかる。

またゴイヤー氏は、『マン・オブ・スティール』の続編『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』の前に公開するべきだったかを聞かれ、「私もそう思います」と肯定した。

続編のアイディア自体は存在していたようだが、その詳細については明らかにしなかった。

DCEUシリーズは、ジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏が代表を務めるDCスタジオの元でリブートされ、2025年公開の『スーパーマン:レガシー』を第1作としてDCUシリーズがスタートする予定だ。

DCUでも同じようにシェアードユニバースを扱っていくが、DCEUのような行き当たりばったりではなく、ある程度の数年先まで公開映画やドラマ、アニメなどのプランが公開されている。

制作体制もワーナーが過度に干渉せずに、DCスタジオに任されていることから、今度こそはMCUシリーズにも匹敵するほどのシリーズへと成長することが期待されている。

紆余曲折あったDCEUシリーズは『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』を最後に終了する予定だ。

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