ジェームズ・ガン監督、『ザ・スーサイド・スクワッド』にジョーカーを加えなかった理由を明かす ー 「自分のものにしたかった」

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DCEUシリーズの最新作として公開が迫っている映画『ザ・スーサイド・スクワッド』。2016年版の『スーサイド・スクワッド』の流れをある程度受けながらも、完全には受け継がれていない本作はソフトリブートがされていると伝えられている。

そんな新作にはジャレッド・レト演じるジョーカーの再登場はしないこととなっている。このことについてジェームズ・ガン監督がコメントを寄せた。

「映画にいる理由がなかった」

海外メディアのインタビューに答えたジェームズ・ガン監督は、新作『ザ・スーサイド・スクワッド』にジャレッド・レトのジョーカーを登場させなかった理由を明かした。

James Gunn Nearly Blew Up His Career. Now He’s Back With ‘The Suicide Squad’

ジョーカーがスーサイド・スクワッドにいる理由がわからない。彼はこのような状況では役に立たなかったでしょう。私はスーサイド・スクワッドとして考えたものを作りたかったのです。(中略)映画を自分自身のものにしたかったです。』

要するにジョーカーが登場する理由がないことが理由だ。純粋にスーサイド・スクワッドに焦点を当てるのならば、チームに入っていないジョーカーをわざわざ入れることはああり意味が無いことだろう。

映画のシリーズを振り返ると『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』にてハーレイとジョーカーが別れていることがわかっている。そのためまたジョーカーを登場させることは前作での出来事、特に自立したハーレイを否定することにもなりかねないのだ、もちろん将来的には再び2人が並ぶ姿を観たい気持ちもあるが、もう少し期間を開けてほしいのが本音だ。

ちなみにジャレッド・レトが演じるジョーカーはつい最近配信された『ジャスティスリーグ:ザック・スナイダーカット』に久々の登場をしている。『スーサイド・スクワッド』の時とはだいぶイメージも異なり、バットマンとの会話も初めて披露した。

新たなヴィランチームの姿を描く『ザ・スーサイド・スクワッド』は2021年8月13日より日本公開予定だ。

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