『アイアンマン』監督、『エンドゲーム』のトニーの死に反対していた ー 「ファンを困惑させる」
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MCUシリーズの伝説的映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではご存知の通りラストでトニー・スターク/アイアンマンがインフィニティ・ストーンを使用してサノスやその軍隊たちを灰に変えたことで地球や宇宙全体を救っていた。
その代わりとしてトニーは犠牲になってしまっていたが、多くの観客が最後のセリフの「I am Iron Man」に涙したことだろう。
しかしこのトニーの死について『アイアンマン』シリーズの監督でハッピー役のジョン・ファヴローは当初反対していたことを、今作のジョー&アンソニー・ルッソ監督がインタビューのなかで明らかにした。
アンソニー・ルッソ『そのプレッシャーの一部はジョン・ファヴローからのものでしたね。彼は台本を読んだあとに電話をかけてきて、「本当にアイアンマンを殺すつもりなのか?」と言ってきましたよ』
ジョー・ルッソ『彼は、「こんなことはできない。ファンを困惑させてしまう。劇場から出たその人々の渋滞に巻き込まれたくないでしょ?」みたいな感じで言ってきた。でもとにかくやった。』
『アイアンマン』シリーズを手掛け、さらにはMCUシリーズのエンジンをかけたとも言っても過言ではないジョン・ファヴローなのだから、トニーの死というのは慎重にならざるを得なかったのだろう。
結果は承知の通りで、ファンはファヴローが危惧した混乱を起こすこともなく、映画への賛辞を送っていた。
結果的に彼自身も映画に出演をしており、トニーの娘のモーガンとともに悲しみにくれるハッピーを演じていた。
その後は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター・パーカーに対してトニーの面影を重ねるシーンがあるなど、役柄としてもジョン・ファヴローとしてもある程度納得をしたようだ。
多くのプレッシャーの元で制作された『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今後はまた新たなアベンジャーズ2作品が制作せることが発表されており、次にどのような脅威とバトルが繰り広げられるのか楽しみである。
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