夢に終わったジョージ・ミラー版『ジャスティスリーグ』とは?コンセプトアートも公開!

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2017年11月に公開されたDCフィルムズ『ジャスティスリーグ』には、DCコミックスのバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグがの6大ヒーローが集結。まさに夢がかなった瞬間でした。

そんな『ジャスティスリーグ』に。2009年に公開されるはずだった別のプロジェクトがあったのをご存知でしょうか?

『マッドマックス』監督版『ジャスティスリーグ』

実はさかのぼること10年以上前の2007年、『マッドマックス 怒りのデスロード』の監督ジョージ・ミラー氏による、『ジャスティスリーグ』の映画製作の計画がありました。その名も『ジャスティスリーグ・モータル(Justice League Mortal)』。

計画は順調に進み、2009年の公開を目指して、2008年には撮影が開始されるスケジュールでした。

しかし脚本家たちによるストライキ騒動が勃発。その影響を受けてミラー版『ジャスティスリーグ』は頓挫することになりました。

それから10年近く経って2017年にザック・スナイダー監督(途中からジョス・ウェドン監督)版『ジャスティスリーグ』が公開されたのは周知のとおり。

当時を振り返ったミラー氏は、

本当に素晴らしい内容で、ワーナーブラザーズは「ぜひジャスティスリーグを作りましょう!」と言っていた。しかしライターたちのストライキが迫っており、映画を時間内に作り終わるのは困難だった。そして頓挫してしまった。』

と当時を振り返ります。
また、ミラー版『ジャスティスリーグ』には、操られたスーパーマンとそれを止めるワンダーウーマンによるバトルが予定されていたのこと。
ザック・スナイダー版にもスーパーマンVSワンダーウーマンのシーンはありましたが、ミラー版はそれよりもさらに大規模なものだったかもしれませんね。

またキャスティングもある程度決まっており、ブルーズ・ウェイン/バットマン役には『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマー、ドラマ『フロム ダスク ティル ドーン ザ シリーズ』のD・J・コトローナがスーパーマン役、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のミーガン・ゲイルがワンダーウーマン役、『ザ・リング』のアダム・ブロディがフラッシュ役を務めることも決まっていました。

またバットマンとスーパーマンのコンセプトアートも公開されています。


バットマンもスーパーマンも、クラシカルな雰囲気のスーツデザインとなっていますね。
バットマンは当時、クリストファー・ノーラン版『ダークナイト』3部作が展開されており、そちらとどのように差別化する予定だったのかも気になりますね。

もし計画が順調に進み、2009年に映画公開されていたら、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』よりも3年早くヒーローアッセンブル映画となっていましたね。
今はマーベルの後手に回ることが多いDC映画ですが、もしかしたらその流れも大きく変わっていたかもしれません。

DC映画は12月に『アクアマン』が公開予定、現在2019年4月の公開に向けて『シャザム!』が撮影中、そのほか『ワンダーウーマン2』『フラッシュポイント』の計画もされています。

『ジャスティスリーグ』は現在DVD&Blu-rayが発売中、レンタルデジタル版も配信中です。

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