『エターナルズ』、参考作品にはジブリ映画も? ー キャラの描き方に影響も

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※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

『エターナルズ』では2時間半という上映時間のなかで、新たに登場する10人ものキャラクターを個性的に描いている映画ではあるが、そのキャラクターたちそれぞれがバックグラウンドや心理描写は行っており、中には共感も持てるようなキャラクターもいた。

そんなキャラクターたちの表現方法に、日本のアニメスタジオのジブリ作品が影響していたことが明らかになった。

※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

広島のシーンにも影響

海外メディアのインタビューに答えた『エターナルズ』の脚本家ライアン・フィリポ氏とマシュー・フィルポ氏は、クロエ・ジャオ監督がジブリ映画にも影響を受けて、今作の製作に挑んだことを明らかにした。

Eternals’ Hiroshima scene was personal for the writers, and Chloe Zhao fought to keep it

エターナルズたちの心理描写において、宮崎駿作品の”微妙なニュアンス”の表現方法を参考にし、特に道徳的な問題に葛藤するエターナルズを描いたと明かしている。

劇中では戦争を目の当たりにしながらも介入することが出来ないシーンや、近代での戦争、終盤での地球と人類を犠牲にして、新たなセレスティアルズの誕生を阻止するか手伝うかと悩むシーンなどエターナルズの数々の葛藤が描かれていた。

『ジャオ監督はスピリチュアルのドラマを作る素晴らしい映画製作者であると同時に、非常にオタクです。』

具体的にどの作品を参考にしていたかはわからないが、インタビューのなかでは広島の原爆投下後の街のシーンなども参考していることを明かしている。

映画では人類の史上最悪の発明として原爆が扱われ、焦土と化した広島で泣き崩れるファストスのシーンが印象的だった。
戦争を扱うジブリ作品としては『火垂るの墓』があるが、広島のシーンでもなにかしらの影響があったのではないかと推測することができる。

この他にも『エターナルズ』には数多くの作品が参考として盛り込まれており、イカリスの表現にはDC映画の『マン・オブ・スティール』のスーパーマンをモロに反映していることも監督が明かしている。

様々な作品の影響を受けて作り上げられた『エターナルズ』は2021年11月5日より日本でも劇場公開中だ。
ちなみにインタビューに答えたライアン・フィリポ氏とマシュー・フィリポ氏は、いずれ『ファイナルファンタジーⅦ』のような壮大な作品を作りたいとも話している。

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