『エターナルズ』ネタバレ感想レビュー ー 予想が出来ない驚きの真実!最後のシーンも解説!

この記事を書いた人

さくし

さくし

YouTubeフィギュアレビューなどを上げています/ラジオ ゆとぴのヒーロー界隈談義 サブMC/映画、特撮、デジモン、ヒロアカが好き

Twitter:@sekisakudigimon

Youtube:HuruSaku Channel

いつもご覧いただきありがとうございます。さくし(@sekisakudigimon)です。

※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

MCU話題の新作『エターナルズ』がついに公開!
今作は一気に10人の新ヒーローのオリジンを描いた意欲作で、宇宙規模、数千年規模の物語が展開する、MCUシリーズとしても最大規模の世界観にも注目が集まっている。

MCU世界の起源にも迫る『エターナルズ』はどんなストーリーで、どんな小ネタが仕込まれていたのか?
今回はざっと『エターナルズ』に関しての感想レビューをしていきます!

※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

『エターナルズ』ストーリー

7000年前の地球。宇宙最古の種族、セレスティアルズ、アリシェムに命じられ、個性的なスーパーパワーを持つ10人のエターナルズが降り立つ。その目的は、凶暴な種族ディヴィアンツから地球の人類を守るため。
以降数千年にわたって、エターナルズはディヴィアンツと戦い、人類の進歩が飛躍しすぎない程度の知識を与えながら地球で暮らしていた。

しかし彼らにはひとつの掟があった。それは「ディヴィアンツが関与しない限り、人類に干渉しない」こと。地球の争いごとや災害などに、大きく関与することは許されなかったのだ。

時は現在、エンドゲーム後の世界。セルシ(ジェンマ・チャン)は、人間の世界に紛れ暮らしていた。一時はイカリス(リチャード・マッデン)と結婚生活を送っていたが、ある日急にイカリスが出て行ってしまった。現在は人間の恋人、デイン・ウィットマン(キット・ハリントン)スプライト(リア・マクヒュー)と共に生活をしていた。

そんな彼女の元に突如として絶滅させたはずのディヴィアンツが現れる。突然の襲撃で窮地に陥るセルシの前にイカリスが駆けつけ、彼女やスプライト、デインを助ける。イカリスがディヴィアンツを追い詰めると、ディヴィアンツは過去に持っていなかった回復能力を見せて逃走する。

再びディヴィアンツが現れたことで今までとは違う危機を察知したイカリスらは、エターナルズ再集結を目指して旅立つ。

彼らはまず向かったのは、リーダーであるエイジャック(サルマ・ハエック)の住むサウスダコタ。しかしそこにあったのは虚しくも傷ついて横たわるエイジャックの亡骸だった。
悲しみにくれるセルシであったが、突如エイジャックの胸からセレスティアルズと交信するために必要な金色の球体が飛び出し彼女の身体に移る。直後、セルシはアリシェムと短い交信に入り、何かの完成が近いことを伝えられる。

時は過去に遡って1500年代。
地球上の最後のディヴィアンツを倒したエターナルズたちは、人間たちが互いに争いを繰り返していく様子を見て意見が分かれてしまう。エターナルズたちの意思を尊重したエイジャックは「ディヴィアンツはもういない、好きに生きるように。」と解散を命じる。
エターナルズはそれぞれ散り散りになり、再びセレスティアルズに呼び戻され、故郷オリンピアに戻る日を待つことになった。

再び現在。セルシたちはインド・ムンバイで映画の撮影中のキンゴ(クメイル・ナンジアニ)の元に向かう。インドの映画スターである”ボリウッドスター”として活躍する彼は、一度は誘いを断るも、付き人カルーン(ハーリッシュ・パテル)の言葉に心を動かされ、再びディヴィアンツと戦うことを決意する。

次に彼らは最強の戦士ながら精神に問題を抱えるセナ(アンジェリーナ・ジョリー)と、セナの暴走を抑えるために行動を共にするギルガメッシュ(ドン・リー)と再会する。

ギルガメッシュの助言もあり、セルシはセレスティアルズとの再び交信することに成功する。そこで彼女は衝撃の事実を知らされることになる。

それは、セレスティアルズが星の知的生命体のエネルギーを吸収し、10億年ごとに星の爆発と共に誕生する種族であり、地球は新たなセレスティアルズの宿主として選ばれていたというもの。しかもその誕生ももう間もなくであることが知らされる。

当初ディヴィアンツはセレスティアルズの養分である知的生命体を守るために、頂点捕食者を全滅させる目的でセレスティアルズに作られたのだが、ディヴィアンツ自体が捕食者になってしまうと言う欠陥を抱えていた為、代わりにエターナルズが派遣されたのだ。

エターナルズはセレスティアルズによって「造られた存在」で、目的は知的生命体の増加を促し、地球の爆発と共にセレスティアルズを生み出すことだった。
そして目的を達成したエターナルズは記憶を奪われ、また新たな星でセレスティアルズの誕生を手伝う役割を、なにも知らずにさせられるのだ。

セルシたちは知らされていなかった自分達の起源に戸惑いつつも、人類と長くを共にしたことで愛着が沸き、地球から生まれようとしているセレスティアルズを再び眠らせる作戦を考案。その鍵となる洗脳能力を持つドルイグ(バリー・コーガン)の元へ向かうことになる。

ドルイグと合流後したその後、再びディヴィアンツが襲撃。セルシは間一髪のところで、ディヴィアンツの1体を木に変える事で生き延びる。しかし戦いの中でセナを守ろうとしたギルガメッシュは、ディヴィアンツにパワーを吸収されて殺されてしまう。

ギルガメッシュのパワーを吸収したディヴィアンツは、獣のような姿から人型に変貌し、言葉を話し始める。彼はエイジャックの記憶から自分たちやエターナルズの起源を理解し、ディヴィアンツを守ろうとする。

一方エターナルズたちはドルイグの洗脳能力だけではパワーが足りず、セレスティアルズを眠らすことができないことがわかり、エンジニアであるファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の知恵を借りるために彼のもとへ向かった。しかしファストスは人類と距離を取ってしまうほどの辛いトラウマを抱えていた。

第二次世界大戦末期、原爆が落とされて焦土と化した広島を前にしたファストスは、自分が技術を発展させたばかりに人類史上最悪の悲劇が起きたことに絶望し、エイジャックの言葉も虚しく、人類は守るに値しないと自ら人類との関わりを断つことを決意していたのだ。

そんなファストスの元にセルシとイカリスが向かう。ファストスは幼い子供と、夫と共に暮らしていた。家族を守るために家族の元を離れたくないと話す彼だったが、夫に説得され、地球と家族のためにエターナルズに合流する。

ファストスを先頭に彼らは地球に来たときに乗っていた宇宙船ドーモに向かい、そこで引きこもるマッカリ(ローレン・リドロフ)とも再会する。

ファストスは、エターナルズ全員の力をドルイグ一点に集中させてパワーを増幅することができるリングを使って、セレスティアルズを再び眠らせる作戦を立てる。キンゴやスプライトは、エイジャックのいない今、リーダーは1番強いイカリスだとして決断を委ねるも、イカリス自身は「買いかぶり過ぎだ」として、エイジャックからセレスティアルズとの交信を託されたセルシがリーダーだと言い、その場を離れる。

6日前、実はイカリスはエイジャックから誰よりも先に地球と人類の滅亡、そして自分達の起源について、すでに知らされていたのだ
エイジャックはサノスによって消された全宇宙の生命を自らの手で再び戻した人類に感銘し、彼らを救いたいと告げるも、イカリスは本来の目的であるセレスティアルズの誕生を阻止することを許さず、氷河から蘇った生き残りのディヴィアンツの元にエイジャックを連れていき、彼女を殺害させたのだった。
イカリスは任務遂行の為、無慈悲にエイジャックを殺した

セルシへの想いを残しつつも、これ以上セレスティアルズの誕生を阻ませることを許さなかった彼は、仲間であるはずのエターナルズに刃を向ける。
スプライトは彼への秘めたる想いもあってか、イカリスに付いて行くことを決意し、共にエターナルズを去ってしまう。キンゴはイカリスと戦うことを拒否し彼もまた去ってしまった。

最大の危機の前に分裂してしまったエターナルズの残されたメンバーは、パワーを増幅するリングを完成させ、皆でセレスティアルズ誕生の地へ向かう。

ドルイグを中心にパワーを集めて、セレスティアルズの洗脳を試みる。一度は誕生を止めることに成功しかけるも、介入してきたイカリスに中断させられてしまい、ドルイグはイカリスに地中の奥底に沈められてしまう。
残された選択肢は、ドルイグの村でディヴィアンツを木に変え、能力増幅の兆しを見せていたセルシのみ。彼女はセレスティアルズの物質転換させるべく、ひとりセレスティアルズが誕生しようとする火山へと向かう。

ファストスとマッカリは、セナと共にイカリスの足止めを試みるが、そこに人型のディヴィアンツのクロ(ビル・スカルスガルド)が乱入。隙を見てファストスがイカリスを拘束、動きを封じることに成功する。セナはクロによって精神を侵食され、危うく能力を奪われるところで正気を取り戻し、クロを倒してギルガメッシュの敵を討ったのだった

今にもセレスティアルズが生まれそうな火山に向かって走るセルシであったが、エイジャックの幻術に油断したところで後ろからスプライトにナイフで突き刺されてしまう。トドメを刺されそうになった間一髪のところで、イカリスの攻撃を耐えていたドルイグがセルシを助ける。

彼はこれ以上はセルシの力でないと止められないと伝える。

セルシは地中から出てきたセレスティアルズの体の一部に触れ、誕生を止めにかかる。そこにファストスの拘束を逃れたイカリスが現れ、彼女にビームを放とうとするが、彼女への愛が残っていたのか、セルシを殺すことが出来なかった

そしてエターナルズ全員のパワーがセルシに集まり、セレスティアルズを物質転換して誕生を阻止することに成功した。

イカリスは涙ながら自分の行いを悔い、そのまま静かに宇宙へと飛び立ち、神話のイカリスのように自ら太陽に飛び込んでいった

地球の危機は、エターナルズの人類を愛する心によって救われた。セルシはパワーアップした力で、大人になりたがっていたスプライトを人間に変えて、彼女の願いを叶えてあげた。

数週間後、エターナルズは地球に残るファストス、セルシ、キンゴ、スプライトと、他の惑星のエターナルズに真実を伝えるために宇宙に旅立つドルイグ、マッカリ、セナに分かれた。

セルシは恋人のデインと再会し、デインから何か大事なことを伝えられれそうになったそのとき、エターナルズの生みの親であるアリシェムが地球に現れ、残っていたエターナルズを捕らえて消えてさってしまった。セレスティアルズの意に反する行動をした彼らに審判を下すために。

宇宙へ向かったエターナルズの面々は、地球のエターナルズと交信できないことに危機を察知。すると突如として宇宙船内に光が差し、二人の謎の人物がテレポートしてくる。ひとりはエターナルズである、エロス(スターフォックス)と名乗り、なんとあのサノスの弟だと言うのだ。彼はセレスティアルズの場所を教えることができると、エターナルズに協力を申し入れる。

セルシを目の前で奪われてしまったデインは、古い木箱に入った禍々しい剣と対面。彼女を救うためか、意を決してその剣に触れようと試みる。すると、後ろから誰かの声がして、止められるのだった・・・。

『エターナルズ』の良かった点:壮大でも地に足が付いたストーリー

数千年という長い時間、そして宇宙規模という途方も無い舞台設定ながらも、MCU映画らしく見やすくまとまっていた『エターナルズ』。まずは良かった点をまとめてみよう。

▽過去のMCUに散りばめられた「セレスティアルズ」の伏線

今回登場したエターナルズの創造主「セレスティアルズ」は、過去のMCU作品に何度か登場している。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに登場した惑星「ノーウェア」は、セレスティアルズの頭部から形成。また『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に登場したヴィラン「エゴ」は自らをセレスティアルズと名乗っていた。実は満を持しての登場なのだ。

▽まさかのラスボス!予想を裏切る精巧なストーリーに感動!

今回の作品は蓋を開けてみると、エターナルズはヒーローではなかった

人類を救う超人、と言う意味ではヒーローかもしれない。しかしそこには真の目的があり、いわば人間を養殖する環境を整えるだけだったのだ。

その過程で真実を知ったエターナルズの一部は、セレスティアルズ側からすればただの反逆者。地球から誕生するはずだったセレスティアルズが消えたせいで、今後どのような影響があるかなんて予測がつかない。
今回観客からすると悪役に回っていたイカリスは、徹頭徹尾責任感のあるキャラクターに変わりはなかった。その葛藤する姿に感動させられた。

▽人間よりも人間らしい超人達の群青劇

人類の起源、天上人セレスティアルズ、、、あまりに壮大なテーマであったことから公開前には不安になっていたが、そこにはたった10人の人間よりも人間らしい超人たちがいた。

地球に降り立ち、各々不安やコンプレックスを抱え、そんな中で友情やラブストーリーを育む。終わる頃にはエターナルズ皆の名前を覚えている事だろう

壮大な世界観ながらも、常に10人にフォーカスを当て続ける事で非常に観やすい映画となっていた。作中で彼らは作られた存在と言う事実を知る事となるが、なんでこんな人間的に作ってしまったのだろう?と思わされるほど、彼らは人間臭く、儚く、美しかった。

『エターナルズ』の気になった点:MCUとの繋がりは過去最小

MCUシリーズの中では『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ2番目の長さ(映画公開時点)であった『エターナルズ』は、それだけ消化しなければならないこともが多かったのも事実。ここでは少しイマイチだったところをまとめてみよう。

▽他のヒーローたちは何をしていた?

エターナルズが地球に危機が迫っても今まで干渉してこなかった理由は今作にて説明されていた。
今作は地球上のヒーローは知る由もない原因で地球の危機が訪れており、うまいストーリー展開だなと感心させられた。

一方で最後セレスティアルズの指が出てきたあたりから「さすがにそろそろ気づかないのかな?」と思ってしまう展開だった。せめてワンカットでも地球を守る組織が混乱している絵でも入っていれば、気づきながらも来れなかったのか、という心境にはなっていたかもしれない。
現状としては、良くも悪くも本当にMCUから切り離された作品という印象が強く残った。

徹底解説!『エターナルズ』ポストクレジットシーンに登場した人物たちは誰?

『エターナルズ』はMCUの例にもれず、2つのポストクレジットシーンが盛り込まれていた。いずれも次の『エターナルズ』につながるような内容で、おなじみの文言である「Eternals will return(エターナルズは戻ってくる)」も確認された。

果たして次のエターナルズに関わるポストクレジットシーンの意味は何だったのか?

▽サノス弟エロス(スターフォックス)登場!

ひとつめのポストクレジットシーンに登場した彼の名前はエロス/スターフォックス。原作では地球のエターナルズと、サノスの星「タイタン」のエターナルズの息子という設定。

サノスがタイタンを攻撃した際に母を失い、初代キャプテン・マーベルとともにサノスと戦ったヒーローだ。エターナルズということもあり強く不死の体をもち、その他特殊能力も携えているが、そこまで訓練をしていないことから他のエターナルズたちと比べるとパワーが劣るとされている。過去作品からの出演が少なかった今作。あのサノスとつながりのあるキャラクターの出現に、驚いた人も多いのではないだろうか。

ちなみにエロスを演じているのはワン・ダイレクションのハリー・スタイルズだ。

▽デインはブラック・ナイトになる?

セルシの恋人デインが、彼女を救うためにか古めかしい木箱に入った剣、エボニー・ブレイドと対面。
実はデイン・ウィットマンブラック・ナイトというヒーローになるキャラクターだ。

エターナルズ劇中でも特殊な家系と発言していたとおり、先祖代々ブラック・ナイトを受け継いでおり、原作ではデインは3代目。また劇中でセルシと話していた「叔父」は原作でヴィランをして登場している。この叔父は、ファルコン&ウィンターソルジャーでも登場したバロン・ジモとも関わりのあるキャラクターだ。今後の活躍に期待したい。

ちなみに剣を取ろうとしたデインを止めたのは、なんとあのヴァンパイア・ハンターらしい・・・?

まとめ:今までにない壮大なMCU映画が観たいひとは必見!

壮大で観客を置き去りにしてしまう映画なのではないか、、、と観る前は不安だったが、そんなものを爽快にふっ飛ばしてくれる映画だった。

エターナルズはスーパーヒーローチームではない。人類を愛したセルシを中心に、成長していく人間よりも人間らしい等身大のエターナルズたちの物語だった。

個人的にMCUでも上位に入る作品だ。壮大すぎて突飛な内容に抵抗があり、観に行く決心ができていない方にこそ観に行ってほしいおすすめの一作だ。必ず驚かされること間違いないし、どこよりもアメコミ映画らしいアメコミ映画の『エターナルズ』をぜひとも大スクリーンで堪能しよう。

関連記事を読む

  1. 通りすがり より:

    なんでこんなに詳細にストーリー追えるんですか?すごいですね。復習中です。
    物質変換させて「出現」を阻止したんですか?あの人を動かすドルイグのおかげかのように聞こえました。ファストスが「どうやったんだい?」の後で語ってたような。
    と思ったんですけど、他では大理石に変えたって書かれてますね・・。

    「出現」する場所にイカリスはあの鍛冶場(?)にいましたがあればどういうことなんですか?新しいエターナルズの派遣前ってことかと思ってましたがそうではないですね?

  2. おかしい より:

    ギルガメッシュのパワーを吸収したのにエイジャックの記憶???

  3. 宇宙船? より:

    セレスティアル誕生の地に向かった時になぜ宇宙船に乗ってたのですか?あのエイでてっきり記憶を消して新たな地に行くことかと思いましたよ。

コメントをする