『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』ネタバレ感想レビュー!-劇場がどよめいた!衝撃の結末!

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さくし

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※この記事には『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』や関連作品のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

DCEU話題の新作スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースがついに公開!

今回はざっと『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』に関しての感想レビューをしていきます!
※この記事には『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』あらすじ

グウェン・ステイシーはスパイダーウーマンになった後、友人のピーター、父親などの親しい人にも正体を明かさずに活動をしていた。

ある日ピーターは自分がいじめられていることを悩み、いじめっ子に一矢報いる為に怪獣になる薬を服用、いじめっ子を襲う。
グウェンはピーターと気づかずに戦いどうにか暴走を食い止めるも、ピーターは戦闘中に落ちてきた瓦礫に潰されて息を引き取ってしまう。

その時、警察官であるグウェンの父が現場に到着。スパイダーウーマンが娘の親友であるピーターを殺害したと勘違いし、生涯をかけて逮捕することを誓うのだった。

心を閉ざしたグウェンだったが、そんな中でピーターの後に初めて出来た友だちがマイルス・モラレスだった。

マイルスの世界から自分の世界に戻った後の彼女は、自分と知らずスパイダーウーマンを追い続ける父やクラスメイトと上手くいかず、それでも世界を救おうとスパイダーウーマンとしての責任を全うしていた。

ある日、警察無線を聞きつけグウェンが現場に急行すると、明らかに画風の違うヴァルチャーが街を破壊していた。ヴァルチャーに少し苦戦していたところ、突如ポータルが開き、そこからスパイダーマン2099(ミゲル・オハラ)ジェシカ・ドリューが現れる。彼らとグウェンは協力し、次元を超えて現れたヴァルチャーを捕まえるのだった。

戦いを終えたグウェンが瓦礫の影で身を潜めていると、そこにグウェンの父が現れたのだ。

銃を構えられどうしようもなくなったグウェンは、父に正体を明かす。仇のように追っていたスパイダーウーマンの正体が実の娘出会ったことを知った父は、少しの迷いを見せたが、法律と警察官の責務に従いグウェンを逮捕しようとする。

そのやり取りを見ていたミゲルたちは、父から見放されて、自分の世界で孤独になってしまったグウェンを自分たちの組織に迎え入れるのだった。

場面は変わって別アース。ブルックリンの街では今日もスパイダーマン(マイルス・モラレス)が走り回っていた。

ある日、進路面談に向かっているマイルスは、街中でスポットというATM泥棒と出会う。スポットはキングピンの元で研究していた科学者だったのだが、加速装置の爆発に巻き込まれ、黒いワームホールを体に纏った真っ白人間になってしまった。

マイルスは、なんとかスポットを捕獲することに成功して、学校の進路面談に向かうものの、スポットは再び逃走。スパイダーマンとして警察官である父と共に戦闘し、スポットは自らワームホールに飲み込まれてしまった。

マイルスは他のスパイダーマンと同様、自らの正体を両親に明かしていなかった。その影響で両親との仲は上手くいかず、言い合いが続き外出禁止令を出されてしまう。

仕方なく部屋で音楽を聴いていたマイルスだったが、そこに現れたのはワームホールから覗くグウェンだった。
マイルスは、グウェンが去った後も彼女が再びこの世界にやってくるのを待っていたのだった。

念願の再会に外出禁止令を破りウェブで街中を飛び回る2人。父と母に外出したことがバレるも、グウェンと一緒だったことで一時的に許しをもらった。しかしグウェンがこのアースに来た目的は、マイルスとの再会では無かった。グウェンは任務があると言ってマイルスの元を去る。マイルスは一度見送るも、母に「必ず戻ってくるように」と彼女を追いかけることを許可してもらう。

彼女はミゲルの任務として、スポットの調査に来ていたのだった。しかしマイルスと会って話をしている間にスポットはワームホールの研究を独自に進め力を増強。更なる力を求めて別のアースへ飛んでいってしまう。

師匠であるジェシカに怒られつつ、時間の猶予をもらいスポットを追いかけるグウェン。マイルスは、グウェンを助ける為にグウェンの通ったポータルに飛び込むのだった。

また別のアース(50101)。ここではスパイダーマン・インディアが街を守っていた。ガヤドリというガールフレンドと共に青春を過ごしながら街を守る彼は、突如現れたスポットを撃退する為にグウェンたちに協力する。

スポットを追いかけるスパイダーマンたちだったが、スポットの動きはパワーアップしていて捕まえられない。スポットはこの次元の加速装置で更なる力を得ようとしていた

助っ人として現れたスパイダー・パンク(ホービー)の力を借りてスポットを追い詰めるも、加速器の力を吸収しスポットは様々な次元を自由に移動できるだけではなく、強力な力を手に入れてしまった。

崩落する研究所から人々を助け出すスパイダーマンたち。その最中、スパイダーマン・インディアのガールフレンドの乗ったバスが橋から転落してしまう。間一髪のところで糸を伸ばしバスを救うインディアだったが、その近くではガールフレンドの父である署長が、小さな子供を守る為命を落とそうとしていた。

マイルスは署長を助ける為に飛び出すが、グウェンに引き止められてしまう。グウェンの静止を聞かず飛び出したマイルスは間一髪のところで署長を助けるのだった。

しかし街のど真ん中にはワームホールが空き、いまにも街を飲み込みそうだ。そこにミゲルの部下であるスパイダーマンたちが登場、ワームホールの拡大を食い止める。マイルスとグウェンは、ミゲルから直々に呼び出しを受けるのだった。

マイルスたちが来たのは様々なバースのスパイダーマンが集まる世界。

ミゲルは、マイルスがインディアの世界で発生するはずだったカノンイベントを止めてしまい、マルチバースが危うくなっているとマイルスを責める。
実はミゲル自身も、過去に違うアースで死んでしまった自分自身に代わりその世界で暮らしていたが、その影響でその世界ごと壊れてしまったというのだ。

カノンイベントを防ぐことは世界の破滅を招く、そうマイルスに解くのだった。そこに現れたのはピーター・B・パーカー。マイルスとの再会を喜び場を和ませた。

しかしミゲルはここで2つの衝撃の事実を告げる。

1つは、マイルスはスポットの実験で別アースから呼び寄せたクモによってスパイダーマンになった特異な存在であること。もうもうひとつは、この先マイルスのカノンイベントとして、署長であるマイルスの父が死んでしまうことだった。

マイルスは、父を助けようと飛び出すもミゲルは全スパイダーマンにマイルスを捕らえるよう命令する。ホービーは自分は抜けさせてもらうとどこかに消えてしまった。

ミゲルはマイルスさえいなければスポットは生まれなかった、そしてマイルスが蜘蛛に噛まれてスパイダーマンにならなければ、彼の世界のスパイダーマンが死ぬことはなかったと責め立てる。

しかしそれでも父を救うために、ミゲルやスパイダーマンたちから逃げ出し、転送装置で自分の世界に戻るのだった。ミゲルは、マイルスを取り逃した責任をグウェンに負わせ、グウェンを転送装置で元の世界に送り返してしまう。

元の世界に戻ったグウェン。黙って消えてしまったことに気まずい思いをしながら自分の部屋に戻る。

父と鉢合わせたグウェンは真実と自身の想いを父にぶつける。そのグウェンの気持ちを受けた彼はその場で警察を辞める決心をつけ、娘とともにいることを選ぶのだった。

グウェンと和解をした父は、変な男がグウェンに渡してほしいと置いて行ったという箱をグウェンに渡す。そこにはホービーの名と共に、海賊版のマルチバースを行き来できる腕輪が入っていた。

グウェンはこれを使いマイルスの世界へ。そこにはマイルスを捕らえる為にミゲルたちも到着していた。
マイルスの家に到着するグウェンだったが、部屋にマイルスの姿はなかった。

実はマイルスに設定されたアースの座標は、スポットが連れてきた別の世界のクモのDNAで設定したために、元の世界とは異なるクモがいた世界の方へ転送されてしまっていた

そこはクモがいない影響でスパイダーマンが誕生せず、荒れ果てた世界が広がっていた。

アーロンおじさんは生存していたが、代わりに父がすでに亡くなっていた。そしてマイルスは襲撃を受け気を失ってしまう。

目を覚ますと、そこにはプロウラーとなった別世界のマイルスが立っていたのだった。

ピンチに陥るマイルスの一方で、グウェンはマイルスを探すため、かつての仲間のスパイダーマンたちや、インディアたちを集結させ、マイルスの元へと向かうのだった。

To be continued

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の良かった点:ありとあらゆる世界観を超えて実現した共演と、前に進むマイルスの物語

カノン(正史)に囚われたスパイダーマンたちと、それに抗うマイルスとの対立を描いた今作。

若さゆえの無鉄砲さではなく、カノンという理不尽に立ち向かうマイルスに心打たれた。問題は、今作だけでは作品の評価が付けにくいところだろうか。

▽拾いきれない!次元を超えたスパイダーマンの共演は前作から超パワーアップ!!

マイルスを追いかけるミゲルを中心に、ピーターのクローンであるジェシカボンバスティック・バッグマンから『【PS4】Marvel’s Spider-Man』からゲーム版スパイダーマンまで、様々なスパイダーマンが所狭しと並ぶ画面は圧巻だ。

スパイダーマンを好きであれば好きであるほど、楽しむことができる作品となっている。そして日本人でも馴染みのあるトビー版スパイダーマンや、アンドリュー版スパイダーマンから映画のワンシーンが抜き出されていたり、あの『ヴェノム』からはチェンさんが登場するなど、実写作品からも多数登場してくれた。

中でも驚きだったのがドナルド・グローヴァー演じるプロウラーだ。彼は『スパイダーマン:ホームカミング』で武器の密売をしていた小悪党であり、プロウラーではないかとファンの間で噂になっていた。その小ネタから今回の登場が実現した形だろうか。

なんにせよ、ファンに嬉しい描写が目白押しというわけだ。でも、一番カッコよかったのはホービーだった。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の気になった点:さすがに前編すぎる!劇場では一部どよめきも。

今回、映画のプロモは前編であることを大きく出さずに行っていた。

その為か劇場にはその事を知らない人も多かったためか、映画の終了時に劇場内が「ここで終わりか」とどよめいた。ずいぶん前から映画の公開を待ちわびていたファンからすると前編であるということは知られていた情報かもしれないが、知らずに見に行った人はとんだ肩透かしを食らったことだろう。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』センス溢れる超正統派続編!続編の公開が待ちきれない!

完成度が高すぎるアニメ映画として人気を博した前作。今作もその質を全く落とすことなく映像化されていた。

2時間半続くプロモーションビデオのような圧倒的映像センスで繰り広げられるマイルスのストーリーは一見の価値ありだ。非常に惜しいのは結末をまだ迎えていないため作品としての評価が難しいことだ。続編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2024年公開予定と言うことなので、楽しみに公開を待ちたい。

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