『エターナルズ』監督、LGBTQ+キャラへのアプローチ理由を言及 ー 「多様性が重要」
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MCUシリーズの新作として公開を控える映画『エターナルズ』では、初登場するヒーローが10人と多く、最初からチームを組んでいるという今までにないキャラクターたちとなっている。
そんな『エターナルズ』を制作したクロエ・ジャオ監督は、今作におけるLGBTQ+のキャラクター登場の重要性を語ってくれた。
「観客に自己投影してほしい」
海外メディアのインタビューに答えたクロエ・ジャオ監督は、『エターナルズ』におけるLGBTQ+キャラについて語った。
・Eternals Producer on Approach to Diversity and LGBTQ+ Representation
多様性が叫ばれる昨今において、より自分に近いキャラクターが登場することで映画のキャラクターに自分を反映しやすくするために、今回の取り組みをしたと監督は話した。
今作にはMCU初のゲイのヒーローであるファストスや、聴覚障害を持っているマッカリの登場など、新しい試みが行われている。この他にもエターナルズは男女比が半分で、年齢もさまざま、人種もさまざまな構成となっており、今までのスーパーヒーロー映画としても特徴的な作品となっている。
まさにクロエ・ジャオ監督が言う多様性が反映されているとも言えるだろう。
一方でまだLGBTQ+に理解のない一部の国では検閲に引っかる可能性があると言われているが、監督を含めたマーベル・スタジオとしてはそういったものには屈せずに、多様性を維持するとも話している。
MCUシリーズとしても新しい取り組みがふんだんに盛り込まれている映画『エターナルズ』は2021年11月5日より日本公開予定だ。
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