『エターナルズ』監督、検閲を恐れずにLGBTQ+のキャラクターを描いた ー 「カットを変えたくない」
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MCU最新映画として公開を控えている映画『エターナルズ』では、10人の神々の種族であるエターナルズに焦点を当てた映画となっているが、そのメンバーには今までのヒーロー映画ではあまり見られなかったほどの多様性を持ったキャラクターたちが登場している。
そんな中のひとりあるファストスはMCUシリーズとしては初のゲイのヒーローとして描かれているが、今作のクロエ・ジャオ監督は他国での検閲の危険性にめげずにこれらのLGBTQ+のキャラクターを描くシーンを変えることはしなかったことを明かした。
・Chloé Zhao Spoke to Marvel About Not Censoring Gay ‘Eternals’ Characters Overseas: ‘Fingers Crossed’
クロエ・ジャオ監督だけでなく、マーベル・スタジオとしてもファストスのアイデンティティを変えるつもりはなかったとのことだ。
昨今は映画だけでなく映像作品全体やコミックなどの媒体でも多様性を取り入れるような試みが行われおり、最近ではDCコミックスのスーパーマンの息子がゲイであるという設定が描かれており話題を呼んでいた。
ただ世界中すべての国がこのような多様性に寛容なわけではないため、『エターナルズ』の取り組みが検閲に引っかかる可能性は十分にあり得る。
ただそれでも検閲と戦う決意をしたマーベル・スタジオやクロエ・ジャオ監督には拍手を送りたい。
果たして人類の縮図ともいわれる『エターナルズ』では、各キャラクターたちがどのような活躍をしてくれるのだろうか?今後の情報には注目をしておこう。
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