ディズニー社、ケヴィン・ファイギ批判の大株主の取締役就任を拒否

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ウォルト・ディズニー社は、ここ数年の映画やドラマ事業に大きく苦戦を強いられており、傘下のマーベル・スタジオやピクサーなどは顕著に映画の興行の不振にあえいでいる。

この状況を打破するためにかつてCEOを務めていたボブ・アイガー氏が再び就任し、現在は量より質を重視した生産体制に移行し、リソースの最適化をはかっている。

しかし先日ディズニー社の大株主の一人であるネルソン・ペルツ氏は、自身を含めた複数人の取締役就任を求めていたが、先日の株主による投票によってこれが拒否されたことが公式に発表された。

そのためボブ・アイガー氏を含めた現在の取締役はそのまま再選し、得票数としても圧勝だったことも伝えられている。

ペルツ氏は以前のコメントでマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏の能力に対して批判をしており、さらに悪名高い元マーベル・エンターテイメント会長であったアイザック・パルムッター氏と親交が深いことで、ペルツ氏の取締役就任によって、パルムッター氏も戻ってくるのではないかと懸念されていた。

結果的にはペルツ氏の要求は否認され、現在の体制がしばらく継続することとなった。

ディズニー社は現在は株価も回復トレンドにあることを強調しながら、今後もより成長に向けた取り組みに集中していくと発表している。

ボブ・アイガー氏は以前のコメントですでに複数のプロジェクトを中止にしているとも話しており、スクーパーによるとマーベル・スタジオでは『エターナルズ2』や『アントマン4』、『キャプテン・マーベル3』の制作を中止にしたと報告している。

このほかにも配信や公開スケジュールが後ろ倒しになった作品も多くあり、さらなる影響がでてくることも考えられる。

今後マーベルを含めたディズニーグループの制作の動向に注目をしておこう。

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