マーベル・スタジオ代表『デッドプール&ウルヴァリン』ヒュー・ジャックマン復帰に反対していた ー ライアンは脚本の提案も

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2024年に公開される唯一のMCU映画である『デッドプール&ウルヴァリン』は、そのタイトル通りライアン・レイノルズ演じるデッドプールと、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが登場する映画として話題を呼んだ。

前2作とは異なり、二人の人気ミュータントが主人公になった映画ではあるが、実は当初ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン役復帰に対して、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は反対していたことが、海外メディアのインタビューの中で明らかになった。

”私はこう言ったんです。「ヒュー、忠告しておくよ。戻ってきてはいけない。『ローガン』で史上最高のエンディングを迎えた。あれは元に戻すべきじゃない」とね。”

2017年公開の『ローガン』では、ウルヴァリンの最期を描き、映画の宣伝当初もヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリン役であるとも伝えられていた。そのため彼は二度とこの人気ミュータントを演じる機会はないと思われていた。

しかし実際には『デッドプール&ウルヴァリン』で復活を果たし、さらにはファンが長年待ち望んだイエローのスーツを着ての登場となっている。このイエロースーツについてヒュー・ジャックマンは、「なぜ早く着なかったのだろう」と感想を述べている。

”実際に着てみた瞬間から「なんで今までこれをやらなかったんだろう?」って思ったんだ。すごしっくりきた。「これこそが彼だ」って思った。映画では見たことのないウルヴァリンの別の側面がある。すごく興奮したよ”

またデッドプールとの関係については、「彼の顔面を殴れる人がいることは素晴らしいことだ」とも付け加えた。

『デッドプール&ウルヴァリン』のプロジェクトが決定する前は、実は主演のライアン・レイノルズが複数の脚本のアイディアをケヴィン・ファイギ氏に提案したと明かした。

”実のところ、デッドプールをどうMCUに取り入れるかさえまだよくわかっていなかったんです。ミュータントやX-MENをどうやって導入していくかを真剣に考えていました。ヒット作を模倣するだけではダメだと思っていました。でも、ライアンはアイデアの宝庫なんです。だから決定したもの以外にも25の考えやアイデアを提案してくれたんです。”

またライアン・レイノルズ自身もコメントしており、中にはインディーズ映画のようなものから、より大規模な大作映画のアイディアまで豊富にあったことがファイギ氏の口から明らかにされている。

”計画を練り直して、18種類の異なる脚本を書き上げた。その中には、サンダンス映画祭(自主映画などを扱う映画祭)で上映されるような作品、1,000万ドル以下の予算、キャラクターでこれまで使われなかったような形で使う映画、さらにもっと大きな映画を提案したり、その中間の作品も提案したりした”

振り返ると20世紀FOXがウォルト・ディズニー社に買収された直後、ライアン・レイノルズはマーベル・スタジオに足を運んでいたことが明らかになっており、おそらくその当時から『デッドプール』3作目のアイティアを持ち込んでいたと思われる。

結果的にヒュー・ジャックマンもこの映画に出演することに手を上げ、今回の『デッドプール&ウルヴァリン』が実現した。

1作目の『デッドプール』からは大きく予算も跳ね上がり、MCUシリーズに導入されたことで世界観も一気に拡大されている。
デッドプールやウルヴァリンが新たな舞台でどのような活躍を見せてくれるのか注目をしておこう。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月26日に日本公開予定だ。

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