デヴィッド・フィンチャー版『スパイダーマン』は蜘蛛には噛まれなかったかも? ー 大人のピーターがメインとも

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ソニー・ピクチャーズが2002年に公開した『スパイダーマン』は、サム・ライミ監督がメガホンを取り、トビー・マグワイア主演として、その後は3作目まで制作され、いまなお根強いファンを持つ映画シリーズとなっている。

しかしライミ監督が就任する前は、デヴィッド・フィンチャー監督が『スパイダーマン』を制作する予定だったことをご存知だろうか?

今回自身の新作映画の宣伝のために海外メディアのインタビューに答えたフィンチャー監督は、当時のことについて振り返り、ピーター・パーカーが蜘蛛の噛まれて能力を得るというお馴染みのオリジンを描かないアイディアを、スタジオ側に提案したと明かした。

”彼らは興味を示さなかった。こう言ったんだ、「なぜ起源の物語を骨抜きにしたいんだ?」、なので私は「だってばかみたいだから」と思ったんだ。この起源の物語は多くの人には意味を持っていますが、私は「赤と青の蜘蛛とは?」と思った。人生でできることはたくさんありますが、それについてはそのうちのひとつではありませんでした。”

少々批判的には感じるが、フィンチャー監督自身もかつてはコミックファンではあった。

当時提案した内容についての詳細は不明だが、おそらくは少し現実に則したような形でピーター・パーカーが蜘蛛の能力を得るような物語を想定していたのだろう。

またピーター・パーカーについても高校生ではなく、大人のピーターが主人公になることも想定していたという。

振り返ると、『スパイダーマン:ホームカミング』でも起源の物語は描かれていないが、これについては過去の2つの映画ですでに描かれていることで、多くの人々に知れ渡っているという理由から、あえてカットしていたのだ。

もしフィンチャー監督がこのままメガホンをとっていたら、現在のスパイダーマンのイメージも大きく変わっていたのかもしれない。

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