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です。ヒーロー映画史上では伝説的な映画としていまなお語り継がれる『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
映画のラストシーンではインフィニティストーンを元の場所に返還したスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカが、自分の人生をやり直すためにペギー・カーターの元に行き、約束のダンスをしたことで終わりを迎えた。
そんなペギーを演じたヘイリー・アトウェルは海外メディアのインタビューのなかで、スティーブ・ロジャースとペギーが再会するシーンをあえて描かずに、ファンに対して余白を残した意図があったことを明らかにした。
”あまり覚えてはいないんです。たった2日間の撮影だったので・・・。それとも1日半だったかな?また全体的に秘密主義だったので、私はただ撮影行って、そのことを誰にも言わずに帰ってきました。そして私はその時にどのようなシーンを演じていたのかもわかっていませんでした。しかし彼らが私にその内容を伝えたとき、私はそれがとても、、、なんというか、全てを終わらせるための素晴らしい瞬間で、二人がダンスをする甘い時間、そして彼らが選んだ曲に感動しました。(中略)彼らは最初、スティーブがペギーの家のドアをノックし、彼女がそれに応えたが、彼女のリアクション自体は映し出さないと言っていました”
シーン自体は撮影を行っていないようで、あえて再会シーンについては触れずに、観客の想像力に任せるような演出にしたと話した。
該当シーンは台詞も無く、『It’s Been A Long, Long Time』の曲だけが流れるという演出であり、ただ二人がダンスをし、キスをするというムード溢れるものだった。まさにヘイリー・アトウェルが言うとおりに、ファンの想像に任せるようなものだったとも言えるだろう。
ファンの間ではインフィニティストーンを返還するスティーブ・ロジャースに焦点を当てた作品を希望する声もあるが、こういった演出意図を考えると、少々野暮なことなのかもしれない。
いまなお裏話が発掘される『アベンジャーズ/エンドゲーム』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。
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