”ヴァル”はニック・フューリーとは別のポジション? ー 演じる女優が意味深発言

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MCUシリーズのヒーローチームであるアベンジャーズは、SHIELD長官だったニック・フューリーがヒーローたちを招集することで結成している経緯があることはご存知の通りで、これは『キャプテン・マーベル』の90年代から計画されていたことが明らかになっていた。

ただ最近はあまりフューリーの出番はないのだが、その代わりに新たなキャラクターとしてヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ伯爵夫人、通称ヴァルというキャラクターがドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』にて突如として登場していた。

劇中ではジョン・ウォーカーをU.S.エージェントという新たなヒーローネームを与えることで任務を依頼するような動きを見せたり、さらには『ブラック・ウィドウ』のポストクレジットシーンでナターシャ・ロマノフの妹エレーナと接触していたことも明らかになっている。

そんな謎の存在のヴァルについて演じるジュリア・ルイス=ドレイファスが『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のアート本のインタビューでコメントをしている。

『ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ伯爵夫人はコミックでも歴史が豊富なキャラクターです。(中略)ただニック・フューリーとは同じではありません。全く別のエネルギーで行動しています。彼女の経歴に関しては多くの謎があり、善人なのか悪人なのかまだわからないある意味ではグレーゾーンにいるキャラクターです。』

非常に意味深なコメントをしたドレイファスだが、ヴァルというキャラクターの立ち位置がフューリーとは異なり、さらには善人なのか悪人なのかもまだわからないとした。フューリーの場合は地球の危機を救うためにヒーローチームを結成していたのだが、彼女はどのような目的でヒーローたちを招集しているのかは不明だ。

一部の予想ではMCUシリーズで映画化がウワサされている『サンダーボルツ』につながるのではないかと言われている。
コミックでのサンダーボルツはバロン・ジモを中心として影で活動するヒーローやヴィランなどで結成された、アベンジャーズとは少し対局側にあるチームだ。
このサンダーボルトの結成にMCUシリーズではヴァルが関与しているのではないかと推測されている。

その考えればある程度は筋が通りそうだが、いかんせん彼女が登場したのはまだ二回だけの数分間ということで、まだまだ手がかりが少ないのが現状だ。

果たしてヴァルは今後のMCUシリーズにどのようにして関与してくるのだろうか?今後の彼女の動向には注目をしておこう。

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