『トランスフォーマー/ビースト覚醒』ラストの意味とは? ー 2016年にも計画されていた

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※この記事には『トランスフォーマー/ビースト覚醒』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

本国での公開から2ヶ月遅れて、ようやく日本でも劇場公開された映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』

今作ではオプティマス・プライムやバンブルビーなどのおなじみのトランスフォーマーたちを始め、『ビーストウォーズ』からもオプティマスプライマルなどのビースト戦士が初の実写デビューを果たして話題を呼んだ。

特に日本ではアニメ版を意識した吹き替え声優のキャスティングなどでも話題になっていたが、今作のラストシーンでは、新たなシェアードユニバースシリーズを予見させる演出があった。

映画のラスト、トランスフォーマーたちと共にユニクロンの脅威から地球を救った主人公のノアは、再び日常に戻り、警備の仕事の面接を受けていた。

しかし面接官はノアが話していない以上のことを何故か知っており、彼に対して弟の治療を全て面倒を見る代わりに、チームに加わってほしいと依頼した。そのチームこそが、G.I.ジョーだった。

G.I.ジョーはアメリカ軍の特殊部隊であり、2009年には実写映画も公開され、2013年にドウェイン・ジョンソンが出演した『G.I.ジョー バック2リベンジ』、そして2021年には日本での撮影も行われたリブート作品の『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が公開されている。

トランスフォーマーとはコミックでクロスオーバーもしており、ファンからも実写映画での共演が期待されいた。

2016年にはトランスフォーマーとG.I.ジョーの権利を持つハズブロが、パラマウント・ピクチャーズとともに、ミクロマン、パワーレンジャー、バトルシップなども加えたシェアード・ユニバースの制作を構想していることが判明している。

そのために作家たちを集めたチームを組成したが、『ビースト覚醒』でプロデューサーを務めるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ氏2021年のインタビューのなかで、あまり良い成果は得られなかったことを明かしている。

”私たちにとって良い成果は得られませんでした。あのチームについての私の意見としては、残念ながらあまりうまく機能はしなかったということだけです。アイディアは良いものでした”

またパラマウントも実はクロスオーバーに反対の立場をとっていたともロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ氏は明かしている

結果的には実写トランスフォーマーの世界にG.I.ジョーが存在することが明らかになり、今後公開されると予想される続編では彼らもトランスフォーマーたちとともに、地球の危機に立ち向かっていくと予想される。

ちなみに続編については全米脚本家組合のストライキによって執筆は中断しており、2026年以降完成するとも言われている。

『トランスフォーマー』の実写映画シリーズ自体はすでに7作品続いており、公式には全てが同じ世界で、『バンブルビー』と『ビースト覚醒』は1作目の過去編だとされている。

一方で多くの矛盾も抱えており、G.I.ジョーが存在していたことも言及されたことはなかったため、どのようにして2つのクロスオーバーが続編で描かれるのかも注目したいところだ。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は2023年8月4日より劇場公開中だ。

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