テッサ・トンプソン、MCUフェイズ4での多様性を重要視 - 『違うということは特別であること』

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MCUシリーズはスカーレット・ヨハンソン主演映画『ブラックウィドウ』からフェイズ4という新しい段階に入るわけだが、今後製作される映画では以前よりもいっそう多様性を意識した作品になっていくことがわかっている。

直近では『エターナルズ』においてMCUでは初めてゲイのスーパーヒーローが登場する。また『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス』ではシリーズ初のアジア系ヒーローを主人公した映画として公開される予定だ。

そんなMCUフェイズ4について、シリーズの中でヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンがコメントをした。

『LGBTAIAコミュニティを描くことはとても重要』

『マイティ・ソー/バトルロイヤル』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』にアスガルド人のヴァルキリーを演じたテッサ・トンプソンは、海外メディアのバラエティのインタビューに答え、MCUフェイズ4がより一層多様性を意識することが重要になると明かした。

『映画は世界中で広く公開しているので、肌の色がある人を表現したり、、障がいのある人を表現したり、そしてLGBTQIAコミュニティを表すことも映画のなかで重要になっていくと思います。映画には数百万人、特に若い人に見られています。彼らに似たものを見せてあげれば、自分への価値も感じると思います。特に漫画での物語の中では、私たちの持つ違いが特別なものとして描かれています。』

アメコミ映画では今まで虐げられた人々に対して焦点を当てることが多かった。わかりやすいのが『X-MEN』のミュータントたちで、彼ら・彼女らは自身の特別な能力によって、人間たちから恐れられたり、気持ち悪がられたりしてきた。

そんな彼らがチームとなって世界を救うストーリーは見ているものにも勇気を与えていくだろう。

しかし現実の世界でミュータントのような特殊能力を持つものは存在しない。そのため今後のアメコミ映画ではよりリアルな多様性に焦点を当てていく必要があるだろう。

肌の色や障がい、病気、LGMTQIAなど世界には単純に白黒つけることができない人々が数多く暮らしている。そういった人々にも自己投影できるようなヒーローを描くことがMCUフェイズ4の作品にとっては重要になってくる。

テッサ・トンプソンが演じるヴァルキリーはレズビアンのような描かれ方(明確には言及されていない)をしており、まさに多様性を表すキャラクターの代表格でもある。

彼女はヴァルキリーを演じることに関しても次のようにコメントをしている。

『限界を押し広げることができて、ヴァルキリーを演じることができてとても興奮している。コミックにはまだまだクィアキャラクターはたくさん存在するので、もっとスクリーンで活躍させる必要があると思います。』

ヴァルキリーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストにて、ニュー・アスガルドを女王として治める役目をソーから受け継いでいる。その後ソーの単独映画4作目となる『ソー:ラブ&サンダー』にてナタリー・ポートマン演じるジェーンとともに再び登場することがわかっている。

具体的にどのような活躍をしてくれるのかはまだわかっていないが、多様性を体現するキャラクターの1人としても今後彼女の活躍には期待が寄せられていくだろう。

『ソー:ラブ&サンダー』は2022年2月18日に全米公開予定だ。

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