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MCUシリーズのマルチバース・サーガのラスボスとして『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』に登場した征服者カーン。

存在感のあるヴィランではあったが、演じるジョナサン・メジャースが暴行罪などの裁判で有罪判決を受けたことで、実質カーン役から降板され、現在は後任となる俳優の候補を絞り出している最中であると伝えられている。

そんな中で新たな候補としてジョン・デヴィッド・ワシントンの名前が挙がっていることが伝えられている。

名優デンゼル・ワシントンの息子で、『テネット』や『ザ・クリエイター/創造者』など数多くの映画に出演している俳優で、いまハリウッドでも注目度の高い俳優となっている。

カーン役には他にもコールマン・ドミンゴの名前が挙がっていたが、ジョン・デヴィッド・ワシントンの方が可能性は高いという。決定は年内後半に行われると主張されている。

征服者カーンは『クアントマニア』以外にも、変異体である在り続ける者やヴィクター・タイムリーが『ロキ』に登場しており、演じたのも同じくジョナサン・メジャースだった。

映画のポストクレジットシーンに無数に登場したカーンの変異体も全てをジョナサンが演じたということもあり、変異体といえども異なる俳優が演じることになるのはある程度のハードルはあると思われる。

カーンをメインに扱う映画『アベンジャーズ／ザ・カーン・ダイナスティ』については、マーベル・スタジオ内では単純に『アベンジャーズ5』と呼ばれていることから、企画自体が現在は流動的な状態であることもうかがえる。

果たして征服者カーンというキャラクターはMCU世界においてどのように扱っていくのだろうか？今後の情報に注目しておこう。