ジョン・ワッツ監督、MCU版『ファンタスティック・フォー』制作から離脱 ー 一方でソニー『スパイダーマン』のためには呼び戻す方針も

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MCUシリーズの新作として制作を控えていた『ファンタスティック・フォー』のプロジェクトから、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ3作品を手掛けたジョン・ワッツ監督が離脱することが海外メディアのDeadlineなどからの情報から明らかになった。

理由としては『スパイダーマン:ホームカミング』から5年間で3作品の大作映画を制作したことから、少しばかり休息を取りたいと伝えられている。
おそらくほぼ休みなく3作品の映画を制作したことが推測されるため、『ファンタスティック・フォー』の制作には余力が残っていないようだ。

この件についてマーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギ氏は次のようにコメントした。

『スパイダーマン映画でジョンと協力できたことは本当に喜ばしいことでした。「ファンタスティック・フォー」をMCUに導入するために彼と一緒に仕事を続けることを楽しみにしていましたが、彼が離れる理由を理解し、支持しています。私たちはまたどこかで再びともに働く機会があることを期待しています。』

またワッツ監督自身もコメントを寄せている。

『3本のスパイダーマン映画を作ることは、私にとって信じられないほど人生を変える経験でした。MCUに7年間参加できたことに感謝しています。また一緒に仕事ができることを願っています。「ファンタスティック・フォー」の素晴らしいビジョンが実現するのを待ちきれません。』

残念ながらワッツ監督による『ファンタスティック・フォー』を観ることはできないが、彼の次の監督が誰になるかなどの詳細情報は明らかにされていない。

一方でスパイダーマンの権利を持つソニー・ピクチャーズは、次に計画しているとされている『スパイダーマン』映画に、トム・ホランドやゼンデイヤ、そしてジョン・ワッツ監督を戻すことを望んでいる海外メディアの記事で伝えられている。
『スパイダーマン4』についてはプロデューサーのエイミー・パスカル氏もやる気を見せるコメントをしていたことから、ソニーとしてもなんとしてでも続編制作をしたいという強い意思があることがうかがえる。

いずれにしても短期間で素晴らしい『スパイダーマン』映画を3作品も制作したワッツ監督にはファンとしても感謝しかない。いまは次のクリエイティブのために十分な休息をとっていただきたいところだ。

今後『ファンタスティック・フォー』や新たなスパイダーマン映画に関する情報が入り次第お知らせをしていく。

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