『ザ・フラッシュ』、原作コミックとは大きく異なる内容も? - アトランティス・アマゾン戦争は無くなるかも
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DCコミックスの実写映画として注目度が高いエズラ・ミラー主演『ザ・フラッシュ』。数か月前には約30年前にバットマンを演じたマイケル・キートンが同役で出演するという情報が入り、さらに話題を沸かせていた。
『ザ・フラッシュ』は一説によると原作にコミック『フラッシュポイント』を使用するともいわれていたが、今回入ってきた情報によるとそれは少し異なるかもしれない。
時間改変後の世界設定を変更か
海外メディアのヒロイックハリウッドからの情報によると、映画『ザ・フラッシュ』ではコミックにあったアクアマン率いるアトランティスと、ワンダーウーマン率いるアマゾンの戦争が描かれない可能性があるという。
・Ezra Miller’s ‘The Flash’ Won’t Include Amazon/Atlantean War (Exclusive)
その最大の理由は単純明快でキャスティングの問題だ。
もし映画でこの戦争が描かれる場合はアクアマンを演じるジェイソン・モモアと、ワンダーウーマンを演じるガル・ガドットの出演は不可欠だ。
しかし2人はあらかじめ出演する作品数が契約で決まっており、ワーナーブラザースとしては『ザ・フラッシュ』で2人の出演本数を消費するのは最適ではないと判断しているとのこと。
またキャストのギャラや戦争という大規模なシーンを描くための制作費も膨大になることが容易に予想される。
こういった理由から『ザ・フラッシュ』では原作にあったアトランティス・アマゾンの戦争は削除されるといわれているのだ。
映画では少なくとも、フラッシュが過去にさかのぼり、リバースフラッシュから母親を救出したことで時間改変が起こるというイベントは含まれている可能性は高い。しかし時間改変後の世界はコミックとは大きく異なる映画オリジナルのものになるというのが大方の予想だ。
その一端がマイケル・キートン演じるバットマンの登場や、公開を控えているロバート・パティンソン主演の『ザ・バットマン』との世界観の合流だ。
いずれにしてもまだまだ謎めいた部分が多くなっている『ザ・フラッシュ』だが、ワーナーブラザースが相当な気合を入れて制作に及んでいるのは確かだ。
2022年6月2日に公開が今からとても待ち遠しい。
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