『エターナルズ』監督、劇中でのキンゴの行動に言及 ー 「自分の信念のため」

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※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

MCU新作『エターナルズ』では、10人ものエターナルズと呼ばれる新キャラクターが登場しており、それぞれのキャラクターを見事に個性的に描いてみせた。

劇中では互いに衝突し合う事もあったエターナルズたちだが、今回メガホンを取ったクロエ・ジャオ監督が、終盤でのキンゴの行動の理由について言及してくれた。

※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

「信念のために人を傷つけない

『エターナルズ』の終盤、エターナルズの本来に目的が地球に眠る新たなセレスティアルズを生み出すことであることがわかり、そのためには地球を犠牲にするという事実を知ったメンバーは人類を守るために、セレスティアルズの誕生を防ぐことを決意する。
しかしイカリスはそれを許さず、仲間であるエターナルズに牙を向いた。

最も強力なエターナルズであるイカリスに敵わないと悟ったキンゴは、イカリスと戦うことも、またはセレスティアルズの誕生を手伝うこともせずにその場から立ち去ってしまった

この行動に理由についてジャオ監督は次にように明かした。

Chloé Zhao Explains Key Decisions In ‘Eternals’ And Could ‘Star Wars’ Be In Her Future?

『これは私の中で映画の最も重要な瞬間の一つです。(中略)キンゴは地球を愛していますが、イカリスのように強い信念を持っている。彼はセレスティアルズへの信仰とより大きな善を信じるという点ではイカリスと何ら変わりはありません。人間と地球だけが自然の秩序から抜け出す権利はないということ、彼はそれを信じています。しかしイカリスと彼の大きな違いは、自分の信念のために他人を傷つけるべきではないと考えていることです。』

ジャオ監督はキンゴが持つ信念について話してくれた。

目指していること、信じていることはイカリスと変わりはなく、彼もまた地球や人類を犠牲にしてもセレスティアルズの誕生を助け、次なる生命の誕生につなげるといった秩序を守ろうとしていた。
しかしそのために今いる他の人達を傷つけることも彼の信念に背いてしまうのだ。このふたつの信念がキンゴのなかで矛盾を生んでしまい、今回はその場を立ち去るということにしたのだ。

結果的にはセルシたちの尽力により、セレスティアルズの誕生は阻止され、イカリスは自分の行いを悔いたのか、太陽に飛び込んでしまった。
再び平和が訪れた地球で新たな生活を始めようとしたセルシやスプライトとともにキンゴも再び現れていた。

ラストではエターナルズの生みの親であるセレスティアルズのアリシェムによって捕らえられ、どこかへ連行されてしまった。

このように『エターナルズ』は10人のキャラクターを魅力的に描くために、性格や構成が非常に練られている作品だ。改めてキンゴの信念を考えながら映画を観てみるのも面白いかもしれない。
今作は2021年11月5日より日本でも劇場公開中だ。

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