『エターナルズ』脚本家、描くのが難しかったキャラを明かす ー 「ストーリーに関与が少ないキャラだった」

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※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

MCU映画最新作『エターナルズ』は、10人もの個性的なキャラクターを見事に描かききり、映画を観終わる頃にはキャラの名前を覚えてしまうほどに見事な構成だった。

しかしそのキャラクターの中でも描くのが難しいキャラクターがあったことを、脚本家のライアン・フィルポ氏とマシュー・K・フィルポ氏が海外メディアのインタビューで回答してくれた。

※この記事には『エターナルズ』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

Eternals Movie Writer Gets Candid on Problems Creating Makkari (Exclusive)

『おそらくマッカリだと思います。彼女は船に乗り込んで、すべてから距離を取るという選択をしていたので、描くのが困難だった。またメインのストーリーラインで最も関与の少ないキャラクターでもありました。なぜなら、それこそが彼女の選択だったからです。ストーリーの中で彼女がアクティブな部分を作るのが難しかったです。彼女の精神がどこから来ているのかを理解できる時間があまりありませんでした。』

現代の時間軸では、エターナルズはそれぞれが思い思いの場所で人間社会に溶け込みながら暮らしていた。一方でマッカリだけは地中に埋まった宇宙船ドーモのなかで引きこもって暮らしていた。ため込み症で、引きこもり気味であるとも言及されており、それが如実に描かれているシーンでもあった。
とはいっても性格が暗くなっていることはなく、終始明るく振る舞うキャラでも、個人的にはエターナルズのなかでも癒やしポジションでもあったのだ。

エターナルズのメンバーとの関係では、特にドルイグとも仲睦まじいことであることがわかったが、この関係は俳優同士のアイディアによるものだったことがライアン・フィルポ氏から明かされた。

『ローレン・リドロフ(マッカリ役)は、マッカリに命を吹き込む素晴らしい仕事をしました。特に彼女がバリー・コーガン(ドルイグ役)と築いた関係は、実際にはページに載っていなかったものであり、バリーとローレンが一緒に素晴らしいダイナミクスを持ち、クロエ・ジャオ監督はこの素晴らしさを理解することができ、最終的にはその関係を映画で盛り込んだ。』

劇中ではふたりが恋人なのか親友なのかについては深く触れられていないが、俳優同士のアイディアによって生まれたものだというのは面白い裏話だ。この設定が今後も活かされていくかについては気になるところ。

『エターナルズ』ではマッカリ自身のバックグラウンドはあまり描かれなかったが、次に映画があればぜひともさらなる活躍を観たいところだ。

映画は2021年11月5日より日本でも劇場公開中だ。

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