『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテンマーベルの出番が少ないのはなぜ? - 脚本家が理由を明かす
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世界最大にヒットを飛ばしたマーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今作ではMCUに登場したヒーローたちが集結して戦う一大クロスオーバー作品として注目された。
そんな今作が公開される1ヵ月ほど前に公開されたのが『キャプテンマーベル』。
こちらも映画が大ヒットし、MCU初登場のキャラながらも他を寄せ付けない圧倒的な能力と活躍ぶりに、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でもその活躍を期待されていた。
しかし実際にはそこまでの出演時間はなく、少なからず不満に思ったファンもいただろう。
そんなキャプテンマーベルの出演時間の理由について、脚本家が明かした。
初期メンバーに焦点を
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の脚本を執筆したクリストファー・マルクス氏とスティーヴン・マクフィーリー氏は、キャプテンマーベルの登場時間が少なかった理由について、次のように回答をした。
No. The goal for Endgame was always to highlight the original Avengers as we said goodbye. Newer characters generally took smaller roles as a result. #QuarantineWatchParty #AvengersAssemble -SM https://t.co/A4Kl6HnQgI
— ComicBook.com (@ComicBook) April 27, 2020
この中でキャプテンマーベルが『アベンジャーズ/インフィニティウォー』に登場させなかったのも上記の理由と同じだったと語った。
『エンドゲーム』ではアベンジャーズの初期メンバーであるアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ブラックウィドウ、ホークアイ、ハルクの6人に主に焦点が当てられ、アイアンマンやキャプテンアメリカに関してはシリーズ最後の出演作ともなっていたため、非常に運命的な終わりを迎えている。
そういったところに焦点を当てるためサノスのスナップから6人を生き残らせたことも明かしていた。
キャプテンマーベルはシリーズでは比較的新しいキャラクターであるため、彼女を紹介する時間が割けなかったのも理解できるだろう。
『エンドゲーム』での彼女の活躍は、序盤に宇宙を漂流していたトニー・スタークとネビュラを地球へと送り届け、その後サノスの元に生き残ったアベンジャーズとともに向かっていた。
5年後ではアベンジャーズのメンバーとして活動しながらも、主な活動場所が宇宙であったためその後の本編にはラストバトルまで登場していなかった。
一方で物語のキーパーソンとは言い難いだろうが、サノスの船を単身で破壊したり、女性ヒーローの先頭に立って戦う様は記憶に残る活躍だったことは間違いないだろう。
今後のMCUシリーズではキャプテンマーベルもより重要なキャラクターになることは間違いない。果たして単独作品2作目ではどのような内容が用意されているのだろうか?
『キャプテンマーベル2』は2022年7月8日に米国公開予定だ。
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