『アベンジャーズ/エンドゲーム』ポータルシーンの初期案は? ー 各キャラにほぼ焦点が当たらず

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MCUシリーズのインフィニティ・サーガのフィナーレを彩った映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、いまなおファンの間で支持の厚い作品であるが、特にクライマックスでのアベンジャーズのポータルからの集結シーンはヒーロー映画史に残る名シーンといっても過言ではないだろう。

そんなポータルシーンだが、実は当初別の方法で、ヒーローたちの帰還を描くことを想定していたとVFXスーパーバイザーのダン・デルー氏海外メディアに明らかにしている。

”面白かったのは、さまざまなアイディアがあったからです。全ての俳優が一堂に会した日のカットバージョンもあり、全ての俳優に焦点が当たるようなロングショットのようなものがありました。”

つまりはアベンジャーズたちが揃って並び、それぞれのキャラクターにはほんの数秒しか焦点が当たらなかったことを明らかにした。

イメージでは一列に並んだキャラクターたちを、端から端までズラッと撮影していくようなもののため、場合によっては俳優の顔すらまともに確認できなかったことも考えられる。

このシーンについてデルー氏は、実際に劇場で公開されたシーンに変更した経緯を明かしている。

”全ての俳優がいたにも関わらず、私たちが望んでいたほどうまくいかなかった。だから、私はプレビズと編集者のジェフ・フォードと一緒に、「ポータルを使って、誰がどのタイミングで登場してくるかを選ぶ必要がある」と行ったんだ。観客にも彼らのヒーローが戻ってきたことを歓迎するチャンスを与えるために、シーンのスピードを落とす必要があったんです。なので「最初にタイタンから誰が来るか? ガーディアンズを出して、次にスター・ロードが登場する」みたいな、とても面白い瞬間でした。そしてシーンを見たとき、「スパイダーマンを最後にしないと!」と考えました。だから、とても感動的になるように作られましたし、初週末にファンがそれにどれほど良く反応したかは、私たち全員にとって驚くべきことでした”

ポータルシーンはデルー氏の言う通り、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で消滅したヒーローたちが徐々に集まってくるシーンをたっぷりと描いている。

ティ・チャラ/ブラックパンサーを初め、タイタン星からのガーディアンズやスパイダーマン、ドクター・ストレンジなどのヒーローにはしっかりと登場時間が与えられていた。
それによりファンもたっぷりとアベンジャーズ集結シーンを堪能することができ、最高の瞬間が出来上がったと言っても過言ではなかっただろう。

その後の展開はご存知の通りで、約10年にも及ぶインフィニティ・サーガには見事に区切りがつけられている。

MCUシリーズは現在マルチバース・サーガの真っ只中で、最後には『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の公開を控えている。この2つの映画がどのような内容で、ファンを感動させてくれるのかも大いに期待をしておこう。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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