ペイトン・リード監督『アントマン4』の可能性に言及 ー 「まだまだ物語の余地はある」

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スコット・ラング/アントマンを主人公としたシリーズの実質最終作となっている『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

今作ではいよいよ量子世界が本格的に舞台とされており、いままで多くは語られなかった謎が明らかにされているで、一旦はスコットやホープたちの物語に区切りがついている。

ただMCUはあくまで慣例的に三部作とされているだけで、『ソー:ラブ&サンダー』などの4作目が作られた例も存在する。

シリーズを全て制作してきたペイトン・リード監督海外メディアのインタビューに対して、今後『アントマン4』が制作されるかについてコメントをした。

”量子世界とそこに住むキャラクターたちには、まだまだ物語を語れる余地があると思います。ただ、最初の2作品のように、アントマンとワスプのストリートレベルの物語や、家族の物語を見失うわけにはいかないです。特に、スコットとキャシーの関係は大切なものなんです。キャシーがMCUで重要な役割を果たすことを期待しています。今回の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、三部作の最後の作品のように扱っています。次に続編を作れるとは限りませんが、これらのキャラクターにはまだまだ物語の余地があると思います”

『クアントマニア』は前2作のようなスパイアクション的な要素は少なく、どちらかというと『スター・ウォーズ』の要素を強く感じるような、まさにSF映画といった映画になっていた。

そこには賛否もあったところではあるが、ただスコットやホープ、キャシーとの関係性については変わらず描かれており、特に監督の言う通りスコットとキャシーの強い絆は今作の大きなポイントのひとつとなっていた。

次に4作目が制作される場合はキャシーもひとりのヒーローとして活躍していることも予想される。若手のヒーローとしてヤングアベンジャーズに参加している可能性もありうるだろう。ひょっとすると『アントマン4』の主人公には世代交代でキャシーになっているなんてことも無い話ではない。

MCUはフェイズ4から若手のヒーローが多く登場しており、さらには世代交代するヒーローもいることから、彼ら・彼女らがいつどこでクロスオーバーするかにも注目が集まっている。

『アントマン』が4作目となる場合は新三部作の話も出てくるため、長期スパンになることを考えれば、キャシーやほかのヒーローの登場にも期待をしたい。

果たして『アントマン4』は制作されるのだろうか?
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日に全米公開予定だ。

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