3作目の『アントマン』はなぜコメディではなくなった? ー 監督「深刻なものも必要だ」

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ポール・ラッド演じるスコット・ラング/アントマンと、エヴァンジェリー・リリーが演じるホープ・ヴァン・ダイン/ワスプが主人公となる映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

今作は『アントマン』から続くシリーズの3作目でありながら、前2作品とは大きくテイストが異なっていることが予告編からも示唆されている。
特にコメディタッチだった部分が少なくなり、トーンが暗めでシリアスの要素が強い作風になっている。

この変更についてシリーズ通して制作を任されてきたペイトン・リード監督インタビューのなかで、意図を明かしてくれた。

”この映画はシリーズで最も大きなものです。第3ラウンドがあるとしたらとんでもないことをしたかった。(中略)私たちはスコット・ラングを少しだけ打ちのめしたかった。まだコメディもありますが、非常に深刻なものに向かっています。最も小さいアベンジャーであり、ファンが最も強力ではないアベンジャーを、マルチバース最大のヴィランの相手として投入するというアイディアが気に入っていました”

今回のようなテイストはある程度決まっていたことではあるようだが、ファンが過小評価しがちなアントマンを、マルチバース・サーガのおけるラスボス的存在の征服者カーンの最初の相手にするというトンデモアイディアが実現したのが今回の映画だ。

力の差は歴然ではあり、予告編でもカーンと直接対決するスコットは「勝つ必要はない、お前を止められればいい」と相打ち覚悟で勝負していることが確認できる。

監督は”少し打ちのめしたかった”としながらも、それが”少し”で済むのかどうは不安なところではある。

最大の敵に挑むスコットとホープ、そして娘のキャシーたちは果たして無事に元の世界に戻ることができるのだろうか?
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日に日本公開予定だ。

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