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です。MCUシリーズの配信映画としてDisney+ (ディズニープラス)で配信された『ウェアウルフ・バイ・ナイト』。
今作は予告の時点でもお分かりの通り、モノクロの演出で展開されており、レトロなホラー映画の演出をふんだんに盛り込んだ作品となっていた(MCU初のモノクロ作品は『ワンダヴィジョン』)。
ファンからは大いに受け入れられたモノクロ演出だが、実はマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は撮影に入ってもすぐにモノクロに対してGOサインを出さなかったことをマイケル・ジアッチーノ監督が海外メディアのインタビューで明らかにした。
『モノクロ演出は私が最初からやりたかったことでしたが、すぐにそれができるという結論は当然ありませんでした。なので撮影中は、誰かが「理解できない・・・」と言うかもしれないと感じていたので、(却下される)心の準備はできていました。ケヴィン・ファイギはモノクロのバージョンを最初に見た後、私の方を向いて「これは本当にモノクロにする必要があるんですよね?」と言ってきました。もちろん私は「もちろんです!」と答えた。』
また撮影中は通常のカラー版と同時に、モノクロ版を見ることができるモニターも用意していたとも明らかにされている。
結果的にモノクロ版へのGOサインが出たことで、今作の独自の世界観をより引き立てる演出となった。
ジアッチーノ監督は今作に対しても強いこだわりもあり、MCUシリーズのお約束であるあのシーンも排除されているなど、シリーズなかでも際立った映画となっていた。
今作の主演を果たしたガエル・ガルシア・ベルナルは別の海外メディアのインタビューのなかで、ウェアウルフの続投の可能性にも触れている。
『うまくいけば、またチャンスが得られるでしょう。プロジェクトの結果と制作には本当に満足している。このキャラクターでさらに多くの可能性が生まれることを願っています』
『ウェアウルフ・バイ・ナイト』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。