WB、DCEUの世界観の共有を意識しない方針へ - 単独作品の独立性を高めるため

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DCEUシリーズの1つとして公開されたジェイソン・モモア主演の映画『アクアマン』が世界中で大ヒットを記録しており、名作『ダークナイト』を越え、DC映画で最もヒットした映画となりました。

いままでの不振を一蹴するかの如く勢いが増してきたDCEUシリーズですが、今後は世界観の共有を意識しない方針をとると海外メディアが報じています。

マーベルとは異なる戦略へ

海外メディアのハリウッドレポーターは、ワーナーブラザースの会長トビー・エメリック氏へのインタビューを行い、『アクアマン』の成功から、今後のDCEUシリーズの展望についてコメントを掲載しています。

Toby Emmerich on Warners Bros.’ ‘Crazy Rich’ Year: “We All Feel Like We’ve Turned a Corner Now”

『我々はちょうどいま、曲がり角に立っています。マーベルとは非常に異なる戦略で、DCコミックスの映画を展開していきます。私たちはシェアード・ユニバース(共有された世界観)にあまり焦点を当てていきません。私たちは一度に一つの映画を撮ります。それぞれの映画にはそれぞれの法則があり、それ自体が主人公なのです。』

マーベル・スタジオが展開するMCUシリーズは、『アベンジャーズ』を中心とした複数の作品で1つの世界観を描くことに重きを置いており、それが世界中で大ヒットとなる理由にもなっています。
反面、すでに1作目『アイアンマン』公開から10年以上が経ち、作品数も20作近くに膨れ上がったためか、初心者へのハードルは上がってきています。

しかしDCコミックスにおいては、世界観の共有は保ちつつも、そこに重きを置かない映画作りを目指すとエメリック氏は話します。これは2017年公開の映画『ワンダーウーマン』の成功の際にも言われていた戦略でした。

『ジャスティスリーグ』などのいわば『アベンジャーズ』を模倣したような作品は不振にあえぎながらも、1つの単独作品に集中して描かれた『ワンダーウーマン』や『アクアマン』は素晴らしい成績を残しています。
今後もその成功を後押しとして、この方針によって映画は製作されていくでしょう。

現在DCEUシリーズとして公開・製作が予定されているのは、『シャザム!』『ワンダーウーマン1984』『バーズ・オブ・プレイ』『フラッシュ』『ザ・バットマン』などが控えています。

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