征服者カーン、当初はサーガの中心の予定ではなかった ー 『ロキ』『クアントマニア』制作後に決定

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これまでマーベル・シネマティック・ユニバース (MCU) の世界は、数々の脅威に直面してきた。

その中で新たなマルチバース・サーガの最大の脅威として登場したのが、征服者カーンである。マルチバースを征服しようと企み、さらにマルチバースの数だけ存在する厄介なヴィランだ。

しかし、カーンがMCUの中心となる存在になることは当初の計画には含まれていなかったことが、近日発売予定の書籍『MCU: The Reign of Marvel Studios』の著者であるジョアンナ・ロビンソン氏が、スタジオの内部情報をもとにその事実を明らかにした。

海外メディアのインタビューに答えたロビンソン氏は、『ロキ』で在り続ける者を演じたジョナサン・メジャースの演技と、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』における彼のパフォーマンスが、次のサーガの計画を変更するきっかけとなったと語った。

“マーベルで働く人から聞いた話だけど、最初はカーンを全てのサーガの中心にする計画はなかったんだ。でも『クアントマニア』や、『ロキ』での彼のパフォーマンスが強烈だった。スタジオの人々は「これが我々が進むべき道だ。ヒーローチームは失ったけど、このカーンというキャラクター、そしてファンが反応するこのパフォーマンスを中心に設定しよう」ってなったんだよ。”

『ロキ』での在り続ける者の演技は確かに強烈で、掴みどころがなく、しかし全てを知っているかのような存在感は、今までのヴィランには存在しなかった。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でのカーンは、量子世界に閉じ込められた状態で登場し、力の一部を取り戻すだけでも強大な力を発揮していた。そのしつこさや、強力な力を元にスコットやホープたちを苦しめた。

一方で現在カーンを演じるジョナサン・メジャースは厄介な立場に立たされている。

ロビンソン氏は、メジャースのカーンを中心に据えることを決定した結果、メジャースの法的問題がマーベル・スタジオを複雑な立場に置いたとも述べた。

メジャースは3月に、恋人とされる女性に対する暴行容疑で逮捕され、次回の裁判日は6月13日に設定されている。弁護人は彼の無罪を主張し、証拠も持っているとしているが、まだ裁判の結果は不透明だ。

“彼らが直面し、取り組んでいる巨大な問題を知っています、マーベルにとって前例がなかったことは、一人の俳優にシリーズをこんなにも頼りにしたことだと思う。ロバート・ダウニーJr.のアイアンマンよりも、ジョシュ・ブローリンのサノスよりも、この男に全てを賭けるということは、彼らを非常に特異な立場に置いてしまった。彼らが何をするつもりなのかは知らない。メジャースを交代する話があるとも聞いているし、彼を交代することすら考えていないという話もある”

カーンのりキャストの選択肢もあると様々なメディアで伝えられているが、今のところスタジオは公式な見解は示していない。
さらにはジョナサン・メジャースが次に出演する『ロキ』シーズン2も変わらず年内に配信されることが明らかになり、現状はそのままで続行していくことがうかがえる。

ただそれ以降の動きについては不明で、次のカーンやその変異体が登場する場合に、ジョナサン・メジャースが続投するのか、それともリキャストされてしまうのかは注目をしておきたいところだ。

フェイズ5から本格的に始まりを見せているMCUのマルチバース・サーガ。果たしてこのままカーンを中心に進むことになるのだろうか?今後の新たな情報に注目をしておこう。

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