『ザ・フラッシュ』米国興行収入が『グリーン・ランタン』以下に ー 損益も超えず?

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DCEUシリーズの話題作として満を持して公開された映画『ザ・フラッシュ』
前評判や実際に鑑賞したファンからは高い評価を得ている今作ではあるが、予想外に興行収入は苦戦している。

現状での全世界での興行収入は2億ドルとされており、これはマーケティング費用を除いた制作費の2億ドル~2億2000万ドルにちょうど達するか、はたまた届かずに赤字になってしまうギリギリのラインとなっている。ただマーケティング費用を乗せると、赤字になる可能性は高いだろう。

さらに海外にアナリストによると、『ザ・フラッシュ』の米国内での興行収入は、あの悪名高い映画として挙げられているライアン・レイノルズの映画『グリーン・ランタン』以下になると報告している。

昨今の米国でのインフレの影響もあるが、それでも評判に対してあまりに成績が追いついていないことがうかがえるだろう。

なぜここまで興行収入が落ち込んでしまったかには、様々な要因が考えられる。

ひとつは主演のエズラ・ミラーの一連の騒動だろう。

彼は泥酔による暴行や窃盗など様々な罪によって起訴されており、不法侵入罪で1年間の保護観察と500ドルの罰金で有罪判決を受けている。

現在は精神的な治療を受けることで以前のようなエズラ・ミラーに戻りつつあるが、そういったネガティブイメージが映画の足を引っ張ってしまったことは挙げられる。

またDCEUシリーズが終了し、DCUシリーズへとリブートされることが映画公開前にアナウンスされていることも大きい。

つまりはこの映画の内容はリブートされる前提の内容であり、その後につながることがほぼ無い内容となっている。これはシリーズを追ってきたファンにとっても、興ざめに感じた層は少なくはないだろう。

『シャザム』の続編についても同様の理由で失速したと報告されている。

こういった理由でそもそも劇場に足を運んでいないファンも多いだろうが、このほか、VFXのクオリティ(意図してのものとされている)やカメオ出演の雑さ、そもそものストーリーへの批判も見受けられる。

それでも映画への評価は高く、DC映画史上でも上位に食い込むほどに評価をしているファンも多いことは事実だ。
ひとつのエンタメ映画として楽しむには十分なほどの内容であることは間違いないはずだ。

これに興行収入が追いついていないことは残酷な事実ではあるが、この映画から新たに始まるDCUシリーズが、過去の失敗を教訓に進められていくことを願うばかりだ。

『ザ・フラッシュ』は現在劇場公開中だ。

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